オ~イ

■オーイ

 今日はいろいろ行かなければならないので車を使った。家人を送ってから、運動公園を歩く。2周もすると疲れがどっとでるので、3周目は止める。

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 次は内科医である。薬が乏しくなったのと、先月の精密検査の結果も出ている。医者は、特に治療は必要ないと話した。血液検査では、追加でいろいろ頼んでいるので、お金はかかるが安心材料になる。前回は、前立腺がんの検査をしたが問題なかった。今回は、糖尿病が心配されたので、ヘモグロビンAC1やHDLコレステロールを頼んであった。まあ、正常範囲内であったが、用心に越したことはない。そして、検査表を見ると、ほとんどギリギリではないか。このことを聞くと、老化が原因という。

 ♪♪あなたと呼べ~ば、あなたと答えるの歌になぞらえると、♪♪オーイと呼べば、老いと答えるになろうか。老いは病気ではないという見解もよく見聞きするが、こうしてだんだんと蝕まれていくのだと、がっくりと来ている。

 気落ちしているので、気持ちを変えようと散髪に行くと、病気のため休みますの貼り紙であった。

 次いで、携帯会社へ向かう。スマホでイヤホンを使って音楽を聴く方法を教えてもらうことにする。事前にネットで調べたが解決できていない。座って、イヤホンをテレビの受像用の穴に差し込んだら出来た。自分の読んだ記事は最新の機器に対する説明であったようだ。もう古いらしい。そこで、買った時は新品だったとギャグをかましたが、受けなかった。この副作用というか、イヤホンを付けているとテレビも見れるようになった。これで、携帯音楽を手に入れた。

 ここで、昼食を作り、昼寝である。今日は、16時から眼科への行かなければならない。少し早めに出て、スーパーで夕飯の買い物をする。相撲は、携帯で見ることができた。

 今年も病気の臓器がまた増えそうな塩梅である。多臓器不全が全臓器不全になるのではないかね。人の不幸は蜜の味!

■「一日の光あるいは小石の影」(森内俊雄著、アーツアンドクラフツ、2019年)を読む。

「人は一生に一度だけでもよい。無一物になって、道端に座ってみるべきである。」

「花狩」

「この祖母の趣味は家を建てることにあって~」

「私は、純な魂を土足で踏みにじっていた。」

「~貧しさとは受容の力に恵まれていることである。」

「大体、受賞をあてにしないで作品を書くのが本来だから~」

「老化の巧妙なところは、自覚症状が伴わないところにある。」

「~手首の関節の複雑骨折~肩の付け根、股関節部の骨折は老人の三大骨折~」

「~向精神薬を服用し続けて痴呆になった症例はなく~」

「~緑内障抗鬱剤の副作用である。」

「~老いと死に対して悟ったりなどしてはならない。」

「老年は、生きていることを最も深く認識し、理解して生きる時である。」

「人は自分の自由によって生きていると考えるのは幻想である。」

「よき細工は、少し鈍き刀を使ふといふ」

「字の背後に遥か古代の人の世界、宇宙観がある。」

「~人生は反復であり、そして反復こそ人生の美しさである~」(キルケゴール

ムクロジ~黄緑の半透明の皮は、石鹸の代用になる。」

「とにかく、ゆっくりと自分の言い含めるように、区切りをつけながら克明に声に出して読む。」

「ことしの夏は、めまいにはじまって、めまいのうちに去ってゆく~」

「老年は年齢に愚かである。」

「人生のなかばを過ぎてからも元気でいられるのは、人生とともに死のうとする人だけだ。」(ユング

「死は名誉と栄光であった。」

「生きることについて、いかになまぬるいかを思い知らされた。」

「車は便利なものだが、いろいろ見落としてしまう。歩けるとしたら、歩くに越したことはない。」

「~六十歳になって仕事から離れ、趣味に生きる。」

「何事かを学ぶについて、もう遅い、などと呟く日は。一生ないであろう。」

「趣味は年齢のひらきを無にするものである。」

「作家というものは、生涯をかけて処女作から逃走を試みて亡びるのだ。」

「“さようなら”というのは、“神様があなたのそばにいらっしゃるように”って意味だ~」

「年をとっても、おいしいものを食べたい人は、若いときから歯を大切にすること」

「人が眠っているあいだに見る夢は、第二の人生であると言う。」

「~コンビーフ~塩漬け牛肉~」

「いっさいを徹底して証明、説明しようとすると、待ち構えているのは悲劇である。」

「~コーヒーを切らしてタクシーで飲みに行ったことがある。」

「頭を空っぽにする最良法は読書だからである。」

「十一月は、死者の月である。」

「わたしは、五十代の半ばになって、町の書道塾に通い、小学生たちと一緒に習字の勉強をはじめた。」

「われわれは、ただ、生きていること、生きていられることを、感謝とともに、謙虚にうけいれるようになる。」

「私が一生をかけて得たいと思う名誉は、一生を静かに生きとげるということである」(モンテーニュ

電子書籍~誤記、誤植、脱落がある。」

「いくら医学があるといっても、人間は、老いて、衰弱して、病気になるようにできているのである。」

「自分は今生きていると感じるのが自分にとって一番いい時である。」

「朝、起きてきて今日一日、読むにあたいする本が一冊もない、~」

「老年を永遠の日の夜明けとし~」

「本来、苦痛は、激しければ短く、長ければ軽いのだ。」

「長生き、おそるべし、~おそかれはやかれ、ボケの救いがくるから大丈夫、というのは楽観的に過ぎる。」

「人は死ぬのではない。生きるのを、やめるのである。」

「いったい、長寿はその社会が正常に維持継続、繁栄してゆくために必要欠くべからざることだろうか。長寿は美徳だろうか。」