ガラン

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■ガラン
 コーヒーショップへ行く時刻は、決まっていない。朝一がいいのだろうけれども、いろいろあってバラつく。
 それでも、なるべく早く行こうと努力しているつもりである。
 距離は2kmほどなので、朝一の8時に着くには、入院前は7時30分に出れば間に合った。しかし、今は倍ほどかかる。
 出た時刻が8時過ぎで、店に着いた時刻が9時過ぎであった。
 店は、混んでいたが、座ることが出きた。
 家人は、コーヒーショップへ行くなと言っている。理由は、若い人ばかりの中に、自分のような老人がいれば、店の雰囲気を台無しにしてしまうからである。しかし、この時刻は、半分以上が、ジジイとババアである。
 いつものように、ボーっと過ごしていたが、突然ザワツイタかと思うと、まるで申し合わせたかのように大半の人が店を出て行く。
 そう、この店はデパートの一階にあり、デパート開店の10時まで過ごそうという高齢者が利用しているのである。
 自分の席の左側は、ガランとして、誰もいない。そして、次次に若い方が入店され、騒がしさが戻って来る。
 そして、自分が店を出る時刻が来る。

■「森の恵みレシピ」(安部智穂著、婦人之友社、2023年)を読む。

「湧水を引き、畑を耕し、四季折々に森から恵みを得、薪で暖をとる。」

「~季節を追いかけるように大忙しの毎日を過ごしています。」

「びん詰め保存~びんの周りの水分を拭き取り、逆さまにして冷ます。」

「木の上で完熟させた梅を~」

「桑の実~ジャムには不向き。」

「くるみ~しっかり干すとこのまま数年保存可能。」