ヒンコン

■電子雑誌の記事であるが、独身女性の3人に1人は貧困だと報じていた。貧困の定義は年収がある額以下ということだ。そういえば、ニートとかフリーターと言われる人が増えているとか、失業率10%とか、ワーキングプアーという言葉もうまれた。ダブルワークや派遣ということも自分たちが20代のころにはなかったようである。方や、人口構成の少子高齢化伴い、就業人口の減少も言われている。さっぱり分からん世の中になったものだ。子供から今の時代を解説してくれと言われてもできない。
 話は戻って、さっきの雑誌記事に「車や携帯電話を持っている人間がなんで貧困といえるか」という意見を載せていた。車や携帯は贅沢品でこういうものを持っている人間は食費や衣料費を削っていようと貧困には入れたくないということらしい。
 正直これには驚いた。いつから車や携帯電話がステイタスシンボルになったのか。恐るべき単細胞思考である。
 自分は、マイカーも携帯電話も持っていないので、貧困以下ということになるが、今の生活に支障は生じていないし、不便とも感じていない。世の中、車を持っていない人や携帯電話を持っていない人の方が多いと思っている(調べた訳ではないが)。多い方の主張が聞こえてこない。実は少数派かもしれない。どうでもいいことだ。