名山登頂

■「さよなら、スイケンさん。」(小室隆之著、ポプラ社、2005年)を読む。
 パチスロと関連する人たちで構成されている。普段読まない分野であったが、面白かった。スイケンさんとは中国武術酔拳から来ているのが分かった。癌で余命のないスイケンさんに最後にパチスロでいい思いをしてもらおうとする辺りが山場だろう。最近、パチンコもパチスロもやっていない。最後にやったのは・・・・・思いだせないくらいだ。これからもやる意志は全くない。

■名山登頂
 今だに不自由な生活を強いられている方々がおられることに心が痛む。そのこととは別であるが、新聞にこんな記事が載っていた。
東京電力福島第1原発事故が影を落とす福島県で、登山シーズンの幕開けを告げる「山開き」の中止が相次いでいる。除染が進まない山林があり、健康被害への不安が消えないためだ。一方、空間放射線量が東京都心部と同程度で、例年通り山開きを実施する尾瀬地区は、線量を公表するなどして安全性をアピールするが、「果たして登山客が戻ってくれるか」と関係者は気をもんでいる。』
 放射能について良く分からないのだが、学生時代に半減期というのがあり、最後には鉛になるんだったかな。数十年という感覚が残っている。そうすると、百名山や二百名山や三百名山は難しくなるのではと思っている。