■B級グルメ
岐阜出張二日目である。
さあ、昨日までは準備で今日から本番である。いつもと違う神経を使うためなのか、疲労度が違う。そんな時でも昼飯の時間は楽しいものである。いつもは、食券か弁当が支給されるが今回はなし。幸いに、別企画でB級グルメ大会が開催されていた。地元のグルメが食べられるぞ！ここ、多治見市の名物は、とうがらし？であった。しかし、B級グルメ会場には、とうがらしは売っておらず、なんと、１位になった多治見焼きそばに列ができていたのだった。
私は、迷うことなく列に付く。量を裁かなければならないため、６つづつパックに入っている。ここで例によって「大盛りはできますか？」と聞いた。この場合、普通盛りですでにパックに入っているので、最新の熱々が新しく入れられると踏んだ。
おばさんが、リーダー格の人に「大盛、いくらもらう？」と聞く。しかし、返事がなかった。そこで、サービスになった。しかし、隣のパックからトングで一掴み足したに過ぎない。そのまま、輪ゴムをかけようとした。
「大盛は目玉焼きが付かないんですか？」と私は、控えめに小さな声で主張したところ、普通の目玉焼きと失敗した目玉焼き（黄身が出ていない）の２つを普通料金で出してくれた。
この多治見焼きそばの中には、名物のトウガラシが入っており、ピリ辛である。これがB級グルメの味かと感慨深いものがあった。しかし、これだけでは少ないのでたこ焼き屋さんにも並んだ。ここのたこ焼きは丸くなく、半分づつが合わさっている。まあ、そのため楊枝の刺し位置が悪いと半分に割れてしまう。しかし、腹の中に入ってしまえば同じである。さもありなんである。
やっと、終わった。疲労がひどい。吐き気もする。豪勢にステーキでもと思い、店に行くと、昨日下見したときとメニューが違い、高くなっている。これには、頭にきたのでパス、ウドン屋さんでの夕飯にした。
