ハイアール

■創作

◎青空に春の妖精大はしゃぎ   禅智

今日も昨日と変わらずいい天気だ。今朝は図書館へ寄る予定で少し早めに家を出たがあまりの気持ち良さにブックポストに返却するのを忘れてしまった。まるで魔法に掛けられたような気がした。してやったりと、妖精たちがはしゃいでいるようだ。

 さあ、今日から増税対策をしなければならないと思い少し考えた。
 まず、自分はコーヒーが好きなので、コーヒーショップに行っていた。1回で500円と考えると月に2,000円で年間24,000円である。これを廃止することにした。
 続いてラーメンである。これも週一で食べると想定して、いつもの大盛りを普通盛りにする。大盛り無料の店の場合は大盛りにする。大盛り分を100円とすると年間5,000円減になる。
 消費税が10%になるとすると、家計費200万円/年と仮定すると4万円/年の負担増になる。
 コーヒーは、粉を買ってきてドリップするので、生活レベルはあまり下がらない。もともと、美味しいと思ってコーヒーショップに入っていたわけでもない。主に本を読むためであった。今後は、ペットボトルにドリップしたコーヒーを入れ、公園のベンチか、デパートや本屋の椅子になるだろう。
 コーヒーとラーメン対策で年間約3万円なのでもう少しでしのげそうである。

■ハイアール
日経ビジネスからの抜粋である。
「まず役職が多すぎる。今、10以上あると聞いている。担当部長や担当課長といった役職をなくし、半分程度に減らす。年功序列の考え方に基づいて用意された役職だと思うが、外資系で働いてきた私には理解できない。責任と権限を明確にできないと、意思決定のスピードが遅くなるからだ。
 次に、能力がある社員を抜擢しやすいようにする。30歳で部長になったっていい。受験資格を得るまでに数年かかる昇格試験の概念が理解できない。私は能力さえあれば年齢なんて関係ないと思う。逆に、定年を過ぎても能力があれば働ける環境も作っていく。
 抜擢された人はやる気に満ちて、必死に働くので結果を出しやすい。私自身もこれまでのキャリアで、幸運にも抜擢してもらえる機会に恵まれた。準備に何年もかけて登用したのでは遅い。
 抜擢する代わりに、私も含めて役割を果たせなければ即刻退場すべきだと思う。責任を明確にする一方、報酬も業績と連動させてやる気を引き出すように変えていく。
 三洋電機時代はおよそ3万人の社員がいたが、いまや日本に500人しかいない。
社内の公用語を英語にするつもりだ。TOEIC(英語能力テスト)の点数アップが目標ではなく、コミュニケーションが取れれば良い。」