退職貧乏父さん

■「北アルプス縦走ガイド」(高橋正太郎著、耷出版社、2012年)を読む。
 あれ!同じ内容ではないか。最近、同じ著者の本を読んだばかりである。今回、厳選されているようだ。一般のガイド本とは違ったマニヤックなルートが多かった。
 テントを担いで・・・・。自分には難しいだろう。

ベンチャー創業者
 ダイヤモンドオンラインからの抜粋である。
私は、この20年間ほどで創業経営者を百数十人は取材してきた。創業数年間で会社を数百人規模に拡大していく社長の過去を調べると、「傷」を持った人が目立った。
 たとえば、子どもの頃に親が離婚、父親に家庭内暴力をふるわれた、中学から高校にかけていじめを受けた、非行に走った、社会人になった後離婚や家族の自殺などに遭遇した――そんな経歴を持つ人が多いのである。
 「こういう“負のエネルギー”は創業期には必要なのではないか」
「一時期までは大切なのかもしれない。」
「だけど、その路線はどこかで行き詰まる……。他の役員や管理職は、社長が何を言っても聞かないから、自然と避けるようになる。すると、社長は『俺を裏切った』と怒る。その人を重要なポストから外したり、配転でやる気をなくさせ、辞めるように仕向ける」

■退職貧乏父さん
 日経ビジネスオンラインからの抜粋である。
「老後はゆっくり旅行でもして、
 小さな庭で野菜を作って、自由気ままに暮らそう。
 たまには気心の知れた仲間とゴルフをしよう。夜は近所で飲んでもいい。
 贅沢な話じゃない。
 そもそも俺も妻も、質素な人間なんだから。
 月20数万円の年金をもらって、その範囲で暮らしていこう。
 蓄えだって少しはある。こづかいだって月5万円もあれば十分だ。
 身の丈に合った生活をしていければそれでいい。それが幸せってもんだ。
 何も、心配することはない……。」
しかし、現実は着実に変わりつつあります。
 公的年金はどうやら3割減を覚悟しなければならないようです。 企業年金も運用がうまくいかず、減る可能性が大きい。デフレでモノの値段は下がって家計は楽だけれど、それゆえ、日本を取り巻く経済状況はかんばしくない……。
多くの企業がミドル層の処遇に頭を抱えています。「ポスト不足により部下なし管理職と、役職なしの中高年社員が急増。給料に対してパフォーマンスが見合わない人が増えています」