ふみつき

■文月
◎文月に詩(うた)をしたためシを想う    禅智
 今日から7月である。昨年までは、山開きだ!と心いそいそせわしくしていたが、今年は、ふ〜ん!という感じになっている。
やっと梅雨らしい天気になった。傘に当たる雨粒の音に鳥の声がかき消されているのか雨宿りしていないのか分からないが、静かな朝であった。田圃に白いサギがいる。「コサギ」である。


 赤江川が増水して川の水は茶色に濁っている。生物らしいものはいない。こんな日でもカラスはたくましい。休耕田に3羽餌を啄ばんでいる。
 道路わきの畑に変化があった。馬鈴薯の畑では、上の葉が根元から全部切り取られて、切り株が顔を見せている。良く知らないが土の中で熟成でもさせるのだろうか。
 突然、大きな鳥が目の前を飛んで行く。アオサギである。飛んでいるところの撮影の練習と何枚か切ったが、やはり上手く撮れない。まあ、最初はこんなもんだろう。

 傘を持ちながらの撮影だったので、カメラを道に落としてしまった。首かけが必要だ。
 いつものハクセキレイのメスっぽいのが歩いている。7月分の詩を投稿した。
 10時ごろ鈍痛! 14時ごろ鈍痛! ここで、薬を飲む。ああ、今日も朝から胸がウイ!
 今の時期花が乏しいが、変わった花が咲いていた。確か、ネジリバナではなかったか。

 自分の病の件でいくつも暖かいメールを頂いており、ウルウルである。また、知人のTさんからは早く手術してまた、山へ行こうと励まされる。
 ありがたいねえ!こんな自分にはもったないなあ。
 中でも「あなたは、立派な山男ですよ」とあったのには、一瞬体中に電流が走ったような感じがして時間が止まってしまった。