観桜会・ネイチャーゲーム

■観桜会・ネイチャーゲーム

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■「しなやかに生きる」(加賀乙彦著、集英社、2015年)を読む。
 古典は、方丈記(鴨 長明(かものちょうめい))、徒然草吉田兼好(よしだけんこう))、努力論(幸田露伴(こうだろはん))、養生訓(貝原益軒(かいばらえきけん))である。
「〜日本語の美しさ、素晴らしさ〜」
「変わらないものなどない、とまずは知るべしだ。」
「〜永遠などを望んだらかえって絶望がひどくなる。」
「飢えれば死んでゆくのが人間だ。生きるためには盗人にまで身を落とすのが人間の業だ。」
「自然の破壊力を目の当たりにしたものは、その巨大な力の前に恐れおののく。しかし、しばらくすれば忘れてしまうのもまた人間なのだ。」
「六十歳を過ぎたら、独り住まいを謳歌する術を身に付けたいものだ。」
山鳥のほろほろとなく声聞けば父かとぞ思ふ母かとぞ思ふ」(行基
「長明は〜人に世話になることをあきらめ、ひとり極貧の生活をしていました。」
「粗衣粗食に満足し、自分の手足を使う自立の生活」
「よけいなものを捨てれば心は豊かになる」
「幸福は物にはない、心にあるのだ。」
「人も住まいも全て無常。富を得てもむなしい。幸福は心にある・・・・・そう悟ったようで、結局、最後まで迷いがふっ切れない。それが生きるということなのだろうか。」
「貧困こそが人の品格を示すよい機会だ〜」
「すべたが無常だからこそ、今このときを大切に生きる。」
「明日死ぬかもしれないのに、うかうかと毎日を過ごす愚かさ」
「大事を成し遂げるには「捨てる」覚悟がいる」
「貪ることをやめられないのは、命が終わるという大事が今もう目の前にきているのを知らないからだ」
「〜その一瞬の怠り心が一生の怠りになる〜」
「人は自分のしたいことを真っ先にすべきなのであって、明日はないと覚悟して精進すべき」
「努力を忘れて努力する、それが真の好いものである。」
「失敗を自己責任と見る人こそが真の成功者になる資格がある」
「人間の福は他人との関係において成立する〜」
「一見、当たり前のことだと思われるようなことに一番大事なことがある」
「〜人を馬鹿にして傷つける人は決して成功できず、ついには没落する。」
「〜たくさんのサプリメントをのむほど不健康で有害なことはない〜」
「散歩のただぶらぶらと歩くのではなく、一歩一歩、足に心を入れて歩きます。」
「自分の命を決めるのは自分であり、〜」
「運動こそが健康の元」
「山中に住む人は長生きをする」
「怒らず、恐れず、驚かず、気を平らかに整えていれば病気になりません。」
「保養の道は、自ら病をつつしむだけでなく、良医を選ぶことだ。」
「小人医は、商売として儲けるために医療を行う人のことです。」