雨水

■雨水
◎雪が溶けて川になって流れて行きます  キャンディーズの歌の歌詞(タイトル忘れ)
 今日は二十四節気の中の雨水(うすい)である。今、ネットで調べたら「空から降るものが雪から雨に変わり、氷が溶けて水になる、という意味。」と出ていた。しかし、今朝はポツポツの雨で傘もいらないくらいであったが、昨日の雨で存分に味わえたので良しとしよう。
 今朝も体調がかんばしくない。6時に起きるつもりが30分ほど寝坊してしまった。朝から慌てるとロクなことがない。
 予感がだんだん強くなっていくようだ。いい予感であればうれしいのだが・・・・・。

■「風流ここに至れり」(玄侑宗久著、幻戯書房、2014年)を読む。
「突然変異的頑固なお人好し」
「サクラ=サ(穀霊)+クラ(座)」
「空即是色、つまりエネルギーが物質として反転する瞬間」
「死にゆく時の移ろいにはこれ以上ないくらい似合うのが桜なのである」
「怠りなく鍛錬し、無邪気に人を信じて上機嫌に働き、無常とあはれを忘れずに生きる」
「みちのく(道の奥)」
「六道・・・地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間(じんかん)、天」
「地獄の底」(=金輪際)
諸行無常」「諸法無我」「涅槃寂静」の3セット
「稽古とは一から習い十を知り十よりかへる元のその一」(千利休
「海神(わだつみ)」
鴨長明の住まいは〜方丈で、それは移動式で組み立て式だったようだ」
「小説を書く人間は、なにより常識人である」(井上 靖)
「才能とは、ながい期間にわたっての忍耐にほかならない」
「分かるとは文字通り分断し分からない部分を切り捨てる作業」
「信じればあるし、信じなければない」
「目はかすむ耳に蟬鳴く歯は落ちる雪を戴く老の暮哉」