休校日

■休校日
 今日は休校日であった。予定はない。しかし、5時過ぎに起きてしまう。登山の影響でいっちょ前に足がいたい。
 学校は休みだが木の勉強をしようと本2冊をもってミスドに向かう。まだ、7時前なので途中で時間調整である。天気予報は朝方雨で昼から晴れると出ていたにも関わらず朝は曇りで雨は降っていない。
 2時間ほど本を読んで、子供の自転車のパンク修理に自転車屋さんに向かう。パンクではなく空気が少ないだけだと言われる。
 雨が降らないようなので山でも行くかと車を走らせる。しかし、小雨ながら降って来た。カメラを持っては出かけられない。そのまま戻って来た。
 昼からは久しく昼寝である。長らく忘れていた感覚であった。少し植物でも覚えろと内部の自分は言っているが、休みたいときには休むのがいいと思う。

■「時のながめ」(高井有一著、新潮社、2015年)を読む。
「人間と呼ばれる家畜」
「俺のような人間でも、どうにかして生きてやる」
「老いはなだらかな坂を下るように深まるのではない、或る時を境に、階段を一段下るように意識されるものだ。」
「人権よりもっと大事なものがある」
「〜老人の医療は、無理無体に生を引き延ばすのではなく、穏やかに死に誘(いざ)なふものであってほしい〜」
「時代に敗れて行く者への共感〜」
「書こうよ。僕等は書くほかないんだ・・・・・仕事でこいだ」
「一人一人を惜別の念とともにていねいに見送りたいと願う」(立松和平
「極貧は自分を鈍化させると思ったからである。」(岡松和夫)
「落暉(らっき:落日)」
「われわれはみんな、時雨と同じく、時代にこづかれながら、屈折、挫折を重ねて、空恐ろしいほど長い生を生きていかなくてはならないだらう。」
「窮地に立たされたときの人の心情は、傍観者の想像を超えるものが確実にあるのだ〜」
「自分が生きるために、他人の生の一部を奪ってはいけない。」
「なくなって日が経つにつれて面影の濃くなる人がいる。」
「読んでは書き、書いては考える事を繰り返す〜」