雲空

■雲空

 昨日は良く眠れた。起きたら8時過ぎであった。ゆっくりと朝食を作る。今朝で炊飯器のご飯が空になる。特性ガーリックライスに挑戦する。冷えているフライパンに油を敷く。生ニンニクの大きいのを一欠けを、0.5mmぐらいの厚さにスライスする。包丁とまな板は直ぐに洗う。ニンニクスライスを冷えたフライパンに重ならないように並べる。続いてバラ肉を5cmほどに切り、塩と黒胡椒をまぶす。包丁とまな板は直ぐに洗う。火を(IH)点け、ニンニクに焦げ目が付くか付かないかまで炒めて、肉を投入する。肉の赤みが消えたら、ご飯と具材を入れ、パラパラになるようにほぐす。最後にタレを入れて全体が馴染んだら完成である。わりとうまくいった。

 外は雲空である。公園へ植物観察に向かうつもりで家を出たが、途中でパラパラと来たので予定を変更してセカンドオフィスに向かう。しかし、雨は直ぐに上がってしまった。今さら公園に向かう意欲はなくなり、いつものようにボーッと過ごすことにした。

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 頭の中は、昼御飯のことを考えている。外食を含め特に食べたいものはない。食べるべきか抜くべきか、それが問題だ。

 入店してから雨は一滴も降っていなかった。恨めしい雲空である。天気予報は午後から大雨である。店は空いていた。しばらく、と言うか、少しの間、目を閉じてBGMを聞きながら心の中から沸き上がる雑念と付き合っていた。目を開けると、カウンター席にいた2名が帰った後であった。ちょっと、行って来るかとこっちも席を立った。

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 昨年の観察会では蕾状態であったので、よくわからなかった。改めて、解説することにしよう。

「この奇数羽状複葉は、バラ科のナナカマド属です。ナナカマド属には主に、ナナカマド、サビバナナカマド、ウラジロナナカマド、タカネナナカマド、ナンキンナナカマドが知られています。このうちのどれかです。まずナンキンナナカマドは、花の下に托葉が特徴ですが、これにはありませんので違います。次に小葉の形が披針形なので、ウラジロナナカマドとタカネナナカマドが外れます。最後に葉裏の毛を確認しないので、サビバナナカマドではないことが分かります。」