植物判断5

■植物判断5
 もう一回でとりあえずいったん終了ということで、課題以外の植物が半分も出された。私は、午前中の松の剪定作業で疲れがでたので、最初から図鑑で確認しながらで回答用紙に記入した。
 今回もひっかけがあることは折り込み済みであったので、出題者の意図を確認しながらであった。
 なんと、最初からつまずいた。キャラボクのようであるがイチイのようにも見える。軸の部分が緑色なのでモミ系ではないが断定できず通過する。別の机に似たような植物が見えたので比べることにした。しかし、向こうのも、イチイのようであるが、葉が左右に分かれておらず上下に波打っている。こっちがキャラボクかとも思う。
 しかし、先頭の葉がローゼット状になっているので、第一問はキャラボクと回答する。
 ハナミズキも葉が楕円形の物が出されたが分かった。今回は非常に難しかった。
 第一回目で20問中5問も違い過去最悪で、回を追うごとに悪くなっている。また、先生の解説後の2回目では、新しいのが出されるようになっても毎回全問正解していたが、今回は1問間違えてしまった。(トホホ!)
1.ヤマブキをムクノキと間違えた。これは自分だけのようであった。重鋸歯を見落としていた。
2.エゴノキをアオハダと間違えた。エゴノキの今の特徴は葉の根元に冬芽が2つ付いていることである。それを副芽という。しかし、なかなか分かりにくい。
3.サカキとスダジイを間違える。今回のサカキは長細く、神棚に捧げるのとは違って見えた。これを識別するには、芽の形である。芽が爪のように曲がっている。これの小さいのがヒサカキである。
4.ウメモドキとハンノキを間違える。これはこれで覚えるしかない。
5.イスノキとキンモクセイを間違える。イスノキといえば虫食いという先入観があるので、わざわざ虫に食われていない部位を取ってきたとのこと。イスノキは何の特徴もない。これを見分けるには、芽の芽柄であるとのこと。しかし、納得がいかなかったので食いついたら、芽の前後に托葉のような葉が出ているのでこれで見極めてもいいとのこと。新しい葉と古い葉が同じ枝に付いていたが、古い枝の葉はキンモクセイそっくりに見えた。
 また、図鑑で見て合っていたが、ゲッケイジュが出されたが、どこがどうでゲッケイジュなのかは分からず。波打っていると説明されたが、出題品はまっすぐであった。
 続いて、全員廊下に出され、試験問題範囲の物と入れ替えての試験である。
 2問目でつまづいたが、本試験なので次々と行かなければならない。羽状複葉で鋸歯がない葉であった。羽状複葉といえば、メタセコイアとナナカマドしかないと思っていた。ナナカマドは鋸歯があるので違いは判る。とりあえず、マメ科と記入して次へいく。一見、ニセアカシアに近いがこれは範囲ではないので、ギブアップした。正解はフジであった。(やられたぁ!)
 この他危なかったのはシラカシである。上半分鋸歯で覚えていたが、出題品は全鋸歯であった。消去法で当たった。
 また、ベニカナメモチが2問出ている。一つは園芸品種である。これには、引っかからなかったね。
 毎週実施しているにもかかわらず進歩が見えないので、少し嫌になってしまったね。来週で最後になろうが、もう一ラウンドやるとも聞いている。