除雪の美学

■除雪の美学
 予報では大雪と報じている。そこで、日中自家用車不要と連絡しておいた。朝起きると除雪車は入っていないようだ。まあ、積雪は思ったより少ない。
 家族が起きて来ない内に、車庫前、アプローチをママサンダンプで除雪した。問題は車である。カーポートの中に入っているが、風が強かったと見えて真っ白である。気温は氷点下である。
 こんな時にT字で雪を払うと凍った場所はぬぐえないので、水を掛けることにした。外の水道は凍っており出ないので、水を掛けて溶かした。
 車の雪はまったくなくなり、まるで車庫にでも入っていたようになった。
 そして、家族が起きる前に二度寝する。
 8時過ぎに散歩にでることにするが、昨日よりは弱いが暴風雪状態である。しかし、これしきの雪で止める訳にはいかないので、手袋をして出発した。約2km先のコーヒーショップを目指す。傘を差していたが、役に立たず、顔に当たる風はなかなか迫力があった。
 午前中は晴れ間が出たり、暴風雪になったりと不安定な天気であった。
 昼になったので店を出ようとするが外はひどい吹雪である。これしきでひるんでなるかと、勢いで出る。ひどい暴風雪で顔が痛い。
 少し遅い昼であるが、今日のワンダラーランチを考える。寒いのでラーメンがいいだろう。しかし、ただのラーメンでは面白くないので、ネギみそラーメンにする。ネギは家人の実家から売るほどもらっている。肥料袋に3袋もらいほぼ毎日のように手を替え品を変えて食卓に登場するが一向に減る様子はない。ネギラーメンに4本のネギを使う。なかなか、店のように縦に細くは切れない。それをゴマ油で和える。
 一品料理2品と漬物三種盛りを合わせて満足な昼食になった。
 しばらく休んで、外を見ると晴れ間がのぞき、今朝の除雪の跡がかき消されているので家族が帰宅する前に本日2回目の除雪を行う。

■「気になる木がわかる」(林 将之著、廣済堂出版、2011年)を読む。(その14)
「平凡な葉で黒く汚れている
①  モチノキ・・・葉は平凡な楕円形で葉脈は見えず、葉先がとがらないなど、葉の特徴が少ない、黒いのはすす病、雌株と雄株、樹皮から鳥もちを作った、鋸歯はないが剪定すると鋸歯が出る、葉が幅広ければクロガネモチ、対生ならネズミモチ、芽が長ければサカキ、葉脈が見えればシキミやイスノキ
ネズミモチ・・・雌雄の区別なし、6月に白い花が多数、秋にネズミのフンに似た黒い実、葉脈はほとんど見えない、みえればトウネズミモチ、対生」
「〇〇両
マンリョウ・・・万両、細長い葉で、波形のとがらない鋸歯
② センリョウ・・・千両、葉は明るい鋸歯がめだつ、対生、実は4枚の中央につく、黄実もある
③ カラタチバナ・・百両、実はやや少なめだが鮮やか、葉はかなり細く、不明瞭な鋸歯、白実もある
ヤブコウジ・・・十両、地面を覆うように群生、高さ15cm、葉は4〜5枚、実は葉の下にぶら下がる
⑤ アリドオシ・・・一両、実の径は5mm、枝に細いトゲでアリも刺し通せる、対生」
「大きな丸い樹形の木
① エノキ・・・・・きれいな丸い樹形で葉が小さい、先半分に鋸歯、砂状の樹皮、横線
② ムクノキ・・・・樹皮は白くて縦筋、老木は縦にはがれることがエノキ、ケヤキとの区別点、鋸歯はケヤキより角ばる
③ センダン・・・・初夏に薄紫の花、秋に薄黄色、葉ははね形の2回羽状複葉、樹皮は縦に裂ける」