下見

■下見
 昨日までの天気とはうって変わり、小春日和の汗ばむ日になった。今日は、下見である。来年の話をすれば鬼が笑うというが、自分に樹木の剪定をお願いされた。実施時期は来年秋である。一昨年まで剪定をしてもらっていた親戚の方が昨年亡くなり、今年は別の方にやってもらった。値段が高かったのか、雑であったのかわからないが、来年から自分に声がかかった。
 話があったのは、樹木5本であったが、大きさや場所などは実際見なければ分からず、同期のHさんと下見に行った。
 樹形や枝ぶりを確認するには、剪定後が一番いい。写真も撮らせてもらった。
 JR駅で一駅なので、散歩も兼ねて歩いて行く。目標としていた場所までは予定より30分も長くかかった。やはり疲れが出ているのだろうか。
 庭を見せてもらって驚いた。雑草が一本も生えていない。大きな立派な庭である。
クロマツアカマツヤブツバキのほかに、棚状のイヌツゲ、カイヅカイブキの生垣に加え、低木類もたくさんある。花が下に下がらないフジやシロイチジク、ブルーベリー、コブシ、シダレザクラ、カクレミノ・・・・。
 条件としては脚立などは借りてもいいということで確認したら、脚立も長いハシゴもあった。
 さて、問題はアカマツであったが、枝ぶりが太く十分に登ることが可能であった。その他は、脚立で間に合いそうである。
 剪定は可能であると返事を返し、来年の秋に連絡をもらうことになった。
 やはり、見に行かなければ分からなかった。
 シロイチジクの剪定方法を聞かれたが答えられなかったので調べて答えを返したい。サザンカを移植し別の樹木と置き換えるという話もあった。
 数年前まで一切かかわっていなかったが、定年後精力的に手を入れられているという。まったく、素晴らしい庭であった。