呉羽山散策

呉羽山散策
 いつだったか明確ではないがかなり前にムースさんより呉羽山散策をリクエストされた。しかし、日が決まらない。なんだかんだで年末までもつれこんでの実行になった。天気予報は、午前中は雪で午後から晴れであった。そこで9時集合にした。Yさんも同行されるという。
 久しぶりにゆっくりした朝であった。明るいうちに自宅を出たのは久しぶりである。途中、図書館で返却しようと寄る。その時、前の職場で自分より早く退職したHさんが新聞を読もうとしている場面で目が合う。中に入って1分ほど話をする。まだ、働いているという。
 9時にビジターセンターに3人が集合した。尾根コースを通りながら植物観察やバードウオッチングをしながらゆっくり歩く。太陽が出て来た。気温が低いので汗ばまない。暖かい日差しと微風が心地よい。今日は最高の散策日和である。
 野鳥は、ヒヨドリメジロヤマガラシジュウカラエナガコゲラで新しい出合いはなかった。呉羽山のいいところは、野鳥が間近で見れるところである。ときどき、止まっては心行くまで観察したり撮影したりを繰り返した。
 三角点に到着したが、もう少し時間がある。呉羽山は三角点より向こう側が面白い。そのまま、駐車場まで向かった。そして、昼食である。今日は遠方から来られているし、天候がいいので少しぐらい贅沢でもいいかと『青い丘』でランチを食べる。自分は食べるのが早い方だと思っていたが、二人の方が早く完食されていた。
 食後のコーヒーもウインナーコーヒーにしてゆっくりした語らいの場であった。





 ヒラタケが成っている。

 野鳥が何種類も飛んでおり近くで見ようと脇道に入ったムースさんとYさんである。解散の際、みかんやチョコレートをいただいた。
 自分が一番うれしかったのは、二人に喜んでいただけたことである。これで十分であった。

 帰りは神通川を眺め、カルガモカイツブリしかいないことを確認した。そこから松川へ向かった。松川にオシドリが来たという報道を見たためである。しかし、カルガモヒドリガモのみであった。
 信号で待っていると前の職場の車が通り手を振られたので振り返した。今日は、前の職場関連の人に良く合う日であった。