鱈汁

■鱈汁
 今日は10時から用があり、その後中華料理屋さんに行った。久しぶりの外食である。メニューを見ると「什景湯麺(ゴモクソバ)」があり900円もする。
 たまにはいいかと注文する。頭の中ではこれまで食べて来た五目中華や広東麺が走馬灯のように回って来た。
 しばらくして、持って来られたが、『カッ! 何よ!』と怒り心頭である。
 まず、塩味である。まあ、これでも間違いではないので自分を制する。そして麺の上に乗っている具材は、目玉焼きの黄身、チャーシュー、シナチク、ハクサイ、ネギと五目である。おいおい、お客をバカにするのもいい加減にしろ、と心の中で叫んだが。まあ、五品乗っているので、ま、ま、間違いではない。
 味が良ければ、こういうのもあると納得しようとスープから飲む。喉に通らない。これまで、こんな経験は初めてである。コクが無く塩辛い、それも濃い。大喜のラーメンなどお呼びでない。食べないで残そうと思ったが、900円も払ったので、麺と具を汁に付けないで食べるのではなく、口に押し込み水で流し込む。スープは全て残した。
 こういう店なら経済の法則で淘汰されてしかるべきであるが、不思議なことにほぼ満員で次から次とお客が入ってくるではないか。自分の味覚が変わったのだろうか。少し不安を感じた昼食であった。
 確定申告の書類をパソコンで作成して、届け出用紙に写そうとしたら、画面に申告書Aと出ている。自分が取って来た書類は申告書Bであったので、再びCiCへ行って用紙をもらってくることになった。ちょうど雨が降って来たので傘を差しながらである。久しぶりに町中を歩いた。約8kmほどか。
 CiCへ行くと「朝日町のたら汁がいっぱい100円ですよ〜」とすごく積極的な呼び込みがあり、自分も勧められた。限定200食で13時までの時間限定であったが、14時近くで呼び込みをやっているということは、そんなに売れなかったということだろう。その積極性に魅かれて食べることにした。口直しの意味もある。

 タラという魚の漢字は魚へんに雪である。今の時期に合っている。頭が一匹分入っている。これでは、『タラのアラ汁』ではないか。何かで読んだことがあるが、魚の眼はおいしいと聞いたことがあるが、だいぶ箸を遊ばせていたが、食べられなかった。味は味噌仕立てでおいしかったね。明日もやるようだ。