申告準備

■申告準備

 寒い、寒いと思ったら大寒であった。雪は降り続いている。こういう日は朝風呂に限る。もっとも、主目的は暖かい機能的なアンダーに着替えるためである。

 朝食を食べてから、雪の中傘を差してセカンドオフィスに向かう。風が弱かったので歩けて良かった。

 指定席は埋まっていたので別の席に座る。注文後、ゆっくりと朝刊に目を通す。50歳未満の方が二人亡くなっていたことに心が痛んだ。そうして、今日の予定を確認すると、税務署へ行って確定申告書書類をもらってくることになっていた。もう、そういう時期になったのである。

 まもなく、常連さんが1名来店された。本を読んでいたので、読書は偉いなどと言われたのだが、なぜか分からなかった。自分では、読書しないで生活できることの方が不思議である。本を読まずに過ごせるなんて驚きである。

 コーヒーも無くなったので、店を出ようと席を立ったら、別の常連さんが入店されて、立山登山の話などいろいろな話で盛り上がった。

 昼前に店を出て、税務署へ向かう。次から次と来ておられた。途中撮影ポイントがあったので、撮る。

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 雪は止んでくれた。帰路に着く。

 今日の昼食はローテーションに従えば味噌ラーメンになる。この場合、買い物はない。これで打ってある麺は無くなった。

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 旨すぎである。肉を炒めるときに、豆板醤を少しいれたので、アクセントがあった。

 少しなご成ってから、麺打ちである。粉は中途半端な量なので、今日で最後の麺打ちになる。他の料理では使わない強力粉に合わせて、分量を比例案分して麺を打つ。

 教科書的には少しずつ粉に液体を入れるのだろうが、自分は一度に入れてしまう。

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 なかなかいい感じになった。この後、冷蔵庫で熟成である。

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 再びなご成っていたが、灯油の消費が早いので、雪が降っているが、コーヒーを飲みに出かける。タンパク質が少ないかなと肉系を頼む。新製品であったので味見も兼ねる。

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 まあ、旨い。

 メールをチェックする。今月末に開催される狩猟入門講座に申し込んでいたが、抽選の結果、外れになったと連絡が来ていた。ああ、残念だなあ。

 ナチュラリストの来期の活動予定を申告するメールも届いていた。活動なし、で送信した。フォレストリーダーの責任者なので、両立は不可能である。

 なんだか、日が長くなったような気がした。

■「SDGs時代の森林管理の理念と技術」(山田容三著、昭和堂、2020年)を読む。(その1)

「日本の森林管理には思想がなく、林学には哲学がないといわれます。」

「~日本の木材需要は7割を外国からの輸入に頼っている~」

「日本の森林には森林計画制度があり、国有林、公有林、私有林にかかわらずすべての森林には森林計画制度が立てられている。」

林野庁~ここでは産業として成り立たない林業と木材生産は軽視され、公益的機能を発揮するための環境面が重視されている。」

「COP~Conferennce of the Parties」

「世界でも有数の資源に恵まれながら、活用してない点で際立つ。林業が産業として成り立たないからだ。」

「~とても林業だけでは生活できない~」

「自立できない林業は崩壊した石炭産業と同じ運命をたどる」

環境倫理は端的に言うと人間中心を排し、生態系の持続を大命題として訴えている。」

「シカの群れがオオカミに戦々恐々としながら生活しているのと同様に、山はシカの群れに戦々恐々としながら生きているのではなかろうか」

「生きとし生けるものはみな~自分が生きているあいだの平和を願っているのである。」

「土地を生態学的に理解するための必須条件のひとつは、生態学そのものをよく理解することである。」

「主たる目標は発展をとげた国々に住む人々の健康と物質的豊かさの向上・維持に置かれている」

「なにも犠牲を払わずに環境問題が解決されることはありえない」