頼成の森

■頼成の森
 今日もいい天気である。しかし、午前中は所用があった。3月になり、いい陽気に誘われるようにどこかを歩こうと決める。今回は西の方へ行こう!古洞あたりが時間的に最適であるが、ねいの里も捨てがたいなどとR359を走っていると、頼成の森があったことを思い出した。この字を”らんじょうのもり”というのが不思議である。久しく行っていない。ルートは整備されており、起伏があまりなく軽い運動程度にはなる。ここに来るといつものコースがある。尾根道を回り最後に池に降りて水鳥を観察するというコースである。
 駐車場には1台のみ駐車していた。おそらく貸し切りになろう。まず、”八が峰のこみち”を通ってホオノキ台に向かう。ここで、疳高いシャックリのような声がする。これはアカゲラである。アオゲラはもっと澄んでいる。歩くのをやめ、声の方を凝視すると飛んでくれた。止まった樹が分かったので撮影成功である。

 ”ミツバチのこみち”をヒヨドリ山に向かって歩いていると、別の個体が啼いている。少し遠かったが、撮影できた。

 先ほどからコゲラも我負けじと啼いているので撮った。

 ヒヨドリ山はこの山域の最高峰なので敬意を表して標識を撮る。

 ここから天狗山に向かうべく”緑のトンネル”を歩く。いい気持であった。

 天狗山だけに三角点があるので、ここも敬意を表して標識を撮る。

 ここから見晴らしの丘目指して尾根道を進む。そして、牛ケ谷池に向かうべく”千段の坂”を降りる予定であるが、積雪状態でトレースもない。誰も歩かなかったのだろうか?

 池に着いたので、忘れなかった双眼鏡で遠くから観察する。ホシハジロのオスメスとカルガモしかいなかった。しかし、池の上を野鳥が往復していたが、種類までは分からず。

 ここからはおおむね舗装道路である。途中で話し声がしたので確認するとおばあさんが2名何やら採っている。スーパーの袋に何か入っている。声を掛けたら”ふきのとう”ということであった。雪の下で育っており、雪が解けたので顔を出したようだ。このくらいがテンプラにいいと自慢げに話されていた。

 斜面ばかり見て歩いていたら、大きなキノコのなっている樹があった。逆光でよく分からず。

 あまり汗をかかなかったので、運動強度としては弱かった。やはり登山にすればよかったと悔やんだが、何日か置いて登った方が効果的という意見もある。
 まあ、自分としてはどの山でも天気が良ければ登ればいいとしか考えていないのである。
 マルバマンサクの花はまだ見なかった。帰路、田んぼにキジが居た。

 夕方の入浴は温熱効果を得ようと少しぬるめで30分ほど浸かっていた。今日もぐっすり眠れそうだ!