■荻浦橋
日本鳥類保護連盟主催の初心者のためのバードウォッチングが毎年この時期、神通川右岸、荻浦橋下流で行われている。自分が初めて参加したのも2年前で、これを機に入会した。
昨日までの嵐とはうって変わり、照り付ける太陽に初夏らしい少し涼しい風が心地いい天候になった。しかし、空には雨雲が迫ってきているのも認められた。
ここは、オオヨシキリのギョギョシーの声で持ち切りであり、その合間を縫っていつもはつんざくようなホーホケキョが上品な声を発している。巣でもあるのだろうかアオサギが群れで木の中腹に立っている。
私は担当が当たったので、名簿記入と取り合わせ用紙の配布を行う。
参加人数は15名で、確認できた野鳥は22種と昨年よりは多かった。
確認できた野鳥は、啼き声だけも含まれる。
カイツブリ、アオザギ、カルガモ、キジ、カッコウ、オオヨシキリ、ツバメ、ヒヨドリ、キジバト、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ミサゴ、トビ、ウミネコ、モズ、イソヒヨドリ、シジュウカラ、ウグイス。
植物では、昨年と変わらず、ハマダイコン、カラスムギ、ネズミムギ、チガヤ、ニワゼキショウ、チチコグサ、オナモミ、キショウブ、ヘラハコベ、コバンソウ、ヒメコバンソウ、ハルジオン、ヒメジョオンなどであった。
支部長より、オオヨシキリとキジの生態の話があった。これらの鳥は一夫多妻という。もうすぐ、弱いオスが追い出されて静かになるだろうとのこと。キショウブが外来種であることや、チョウセンイタチの話もあり、皆真剣に聞いていた。
最後に、担当である自分にオギとヨシの違いを調べておくようにと課題を仰せつかった。ちょうど、アシ、ヨシ、ススキ、カヤなどはしっかり区別できるようにと思っていたとこである。
オオヨシキリ
■塔倉山
昨日の午後、携帯メールで登山のお誘いを受けていた。五右衛門さんが久しぶりに休みになるとのことで、手近な山を選んでくれたようだ。YUJIさんも参加されるという。このメンバーの共通点は市民塾である。偶然に三人で立山登山になったことなど話題は尽きない。
塔倉山は昨年登っているが、この山は長倉コースと目桑コースの2つのコースがある。YUJIさんも自分も長倉コースを登頂済であった。今回は目桑コースでありがたかった。
どうも長倉コースの印象が強く、最初から急登と思っていたが、最初からなだらかで、登山道が明るいのが気に入った。
オオルリがいつもの声で啼いていた。撮影には成功したが、ピントが悪かったので載せない。
雨も心配されたが、雨雲が真上にある割には持ちそうな気配であった。
長倉コースとの合流点の標識である。
涼しい天然クーラーの中をゆっくり進む。標高差266mで、コースタイムが60分のところ40分で登頂する。
時間が中途半端なため、五右衛門さんが三人分の昼食を準備してくれていた。沖縄産のレモンを使ったレモネードもおいしかったね。
あいにく眺望は期待できなかったが、気持ちのいい山歩きになっている。
もうすぐ、ゴールと言うときに小雨が降って来た。両側には山菜がたっぷり生えていたが、それをスルーしての下山であった。
下山は、コースタイム45分のところ30分で着く。
途中のダムでキセキレイを撮る。
今日も充実した一日になった。