■早朝野鳥観察
10月になって恒例のMBWである。いい天気である。開始時刻前からカワセミがやって来て賑やかしい始まりになった。定刻を過ぎてから開始である。第一土曜日の休日に変更したからだろうか、参加者が多かった。冬鳥の到来が少なく観察した野鳥は少なかった。
観察した野鳥は、カイツブリ、アオサギ、カルガモ、コガモ、トビ、キジバト、カワセミ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ムクドリ、ハシボソガラスの12種で、参加人数は16名であった。
終わった後、帰ろうとするとYUJIさんが自転車で来られる。そこで、再度観察小屋に入り話をする。聞くところによると、正式に会員になられたとのこと。
オナガガモやヒドリガモもやって来てくれた。カワセミが子魚をくわえていたので、撮影を試みた駄目であった。銀色に光る子魚が印象的であった。その後、落下させてしまった。大きすぎたようだ。
■「イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか」(渡辺一夫著、築地書館、2009年)を読む。(その2)
「国産ハチミツの約半分はニセアカシアから採取されている。」
「〜フサザクラは、土砂が移動して根こそぎ倒れても、土の中に根の一部がしっかり残っている〜」
「イヌブナは根元から幹が何本かに分かれる、つまり株立ちする。」
「アカシデの雄花は赤く、イヌシデの雄花は緑色〜」
「シデ類には、よく似た仲間(イヌシデ、アカシデ、クマシデ、サワシバ)がいるが、〜混在する。」
「〜乾燥した尾根にミズナラ、斜面下部にブナ〜」
「トチノキは開花後、三日間だけ蜜を出す。四日以降も、花は落ちずに残っているが、蜜を出さない。〜ディスプレイ効果〜」
「ホオノキの花からは、蜜は出ない。〜強力な香りと、食料としての花粉〜」
「イタヤカエデは、弱い光を利用して光合成を行う陰樹である。〜葉を途中で交換する余裕もない。」
「〜シラカバの種子は、高温を合図として、一斉に目を覚ます〜高温といっても70℃くらいである。」
「カツラの名の由来は香出(かづ)である。」
「シラビソの葉は、マイナス70℃まで凍結に耐えるという。」
「シラビソはパルプの原料になる。」