研修会『植物分布』

■植物の分布はどうして決まるか
 昨日は寝てしまったので、野鳥観察の報告書を朝仕上げる。やはり、文章を考えるには朝が向いているようだ。
 今日は13時から研修会があるので、これを軸に行動を組み立てる。家人が不在なので自家用車は使えたが、最近運動不足のため、敢えて歩いて行く。
 今日はこの他に3件こなさなければならず、図書館で作業を行う。さて、昼はどうするか?別に食べなくてもいいが、久しぶりの駅前である。美味しそうなランチメニューでも物色するかと考えていたが、どれも高くて食欲がわかない。CICのファミレスで500円ランチに決め向かう。しかし、11時30分を過ぎているにも関わらずランチの看板が出ていない。
 もたもたしていたら食べる時間がなくなるので、コンビニでパン1個になった。松川沿いのベンチでいただく。

 平日の午後にも関わらず、参加者約50名とぎっしりであった。しかし、私は少し眠っていたようだ。
 以下のことを学んだ。
1.固定観念は払しょくしたほうがいい。
  これまでブナは標高の高いところに生えると考えていたが、200mの二上山にもある。植生分布では海岸沿いにもあるという。これは、人間の寿命という100年程度の尺度で考えるからで、21000年前は氷河期で標高が低いところも気温が低く6000年前が一番気温が高く、3000年前も低くと交互に繰り返されている結果である。
2.照葉樹は、葉の表面がてかっている。ヤブツバキなどが例である。これは、雨から葉の組織を守るためである。また、イタヤカエデは、春になって急激に枝を伸ばし葉を付け日照権を得る。その後、一休みしてから再び夏枝を伸ばすが、葉緑素が追い付かないので、アントシアニンを出して赤くして葉を守っている。
3.ブナとカシは別々の植生と考えているが、同居する場合がある。これは、WI(ウオームインジケータ)とCI(コールドインジケータ)の関係で分かる。
4.白山などもしばらくするとササ山になってしまうだろう。しかし、ササは日本にしかない(一部、中国)ので珍しいので観賞用に利用する方法もある。パンダが食べているのはササではなくタケである。
5.移動速度は、水平方向には0.6℃/100km、垂直方向には0.6℃/100mである。

■老化一覧表
 いつのころからかは定かではないが、こりゃひどいと思われることが起きている。
それを戒めるために『老化一覧表』に書いて部屋に貼ってある。
 今日で4件になってしまった。そこで、アンチエイジングの講座の申し込みをした。抽選なので駄目の方が高いだろう。
 ちなみに、内容は非公開であるが、ズボンのファスナーを下げて総曲輪をブラリといったようなことは軽微なので入っていない。