準備

■準備
 スマホがなった。開けて見るとギガがゼロになったというお知らせである。だから何だと言うのだ。wi-fiのある場所で使えばいいだけだろうが。スマホに付いて不満タラタラであるが、一番大きいのは、「なぜスマホにソーラー電源がないのか?」である。新宿のコーヒーショップは軒並み電源がなかった。時計も早くからソーラー電源を付けている。全く開発者のセンスを疑ってしまう。まあ、自分なんか及びでない理由が存在するのであろうが・・・。
場所がないというなら、スマホカバーに付ければと考えている。但し、値段は千円以下で頼みたい。現在、登山用のアイテムには携行する太陽電源が存在している。そうすれば、高いコーヒー等飲まなくて済む。
 バスの中は良く眠れたようだ。もうすぐ終点のアナウンスがあり目が覚めたが、何かがおかしい。メガネがないのである。座席の前のポケットに差した記憶があったがない。こんな時は不用意に動いては行けない。これまでに、いくつメガネを壊して来たことか。足元を探ろうにも、お腹の脂肪が邪魔をして手が届かない。しばらく、悪戦苦闘して落ちているメガネに触れることが出来た。なぜ落ちたかは分からない。
 暑くならない内に明日の準備をしてしまおうと疲れが取れてない体に鞭を打つ。道具等は重いので、玉の汗が出る。ドレッサーとハサミが足りないと思っているとUさん宅で打ち合わせをしているという連絡が入る。打ち合わせの主な議題は明日のクラフトで本体と土台をボンドでくっ付ける工程があり、計画時点ではシャコマンで締め付けることになっていた。しかし、人数分買うとなると大きな金額になる。検討した結果、割り箸2本で挟み輪ゴムでテンションを掛けることになってが、割り箸では弱いということになり、鱒の寿司で使用されている竹がいいとなった。しかし、数が足りない。Uさんは竹を割って作るという。申し訳ないね。
 道具がない件は自宅に来てもらって調べると違ったケースに有ることが分かった。複数人で作業をしているので、分散されてしまう。
■「雑品屋セイゴオ」(松岡正剛著、春秋社、2018年)を読む。
「~話すことは放すことであり~」
キセルカンボジア語だ。」
「ヘリコプターのヘリとは螺旋のヘリあるいはヘリコである。」
「自然現象というもの、マクロもミクロも大小の旋転によって形成されている。」
「五分間の珈琲色の凝視が無意識への陥入の機会を与える」(ヘンリー・ジェイムズ
「執筆中に珈琲を傍らにおいておくことは手先に軟化した思考をときほぐす」(アルフレッド・ホワイトヘッド
「珈琲には文字がない。見ているだけで救われる」(サマセット・モーム
「私はコーヒーブレイクで仮説の第二段階に入る」(アルバート・アインシュタイン
「セメダイン的恍惚というものがある。」
「トンボがうしろに飛ばないところから“不退転”な心根の持ち主~」
花王が“顔石鹸”であったことも気にいっていた。」
「広告は騙されたい者のために、熱心につくらなければならない」
「哲学は数学に帰る」
「ビー玉はビードロ玉の略である」
「~和風スナックこそ、読書には必須なのである」
「煎餅はウルチ米で、かき餅、あられはモチ米で作る」
「読書とは、その行為のすべてがライン・プロセッシングなのである。」
「倒立樹」
「ちなみに英語のアップルはリンゴだけではなく、果実一般をさす。」
「どんな虫よりも怖しいのは、自分が入っている虫篭を知らない人間である」
「~人間の肉体の周囲に約15センチ幅の光の縁が見える~」