竹伐採

■竹伐採

 今日は朝からフォレストリーダーの準備作業が予定されていた。12月に2件ある門松づくりのイベントのためである。そのため、あらかじめ孟宗竹伐採の許可と真竹の伐採の許可を取り付けてあった。

 全部で30名分であるが、失敗の予備や使えないという歩留まりなどを考える、50名分は伐採しなければならない。一本の竹で2本の門松が取れる計算なので、3本で1セットとすると70本程度の伐採が必要になる。自分は真竹班に付いた。

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 昨年と同じ場所であったが、手頃な竹がないという考えもしなかった現実にぶつかる。細い竹では見劣りする。かなり遠出したり、中に入ったりしたが無い。

 どうするか?イベントを中止しようか、という意見も出たが、苦肉の策で細い孟宗竹も使うことで落ち着いた。

 自分はもっぱら伐採作業になった。場所は、急斜面という言葉は当たらず、絶壁という表現の方が近い。大きな竹に手を掛けて、反対側の手で切るのである。実際、竹の伐採方法は学んできたが、全部無視した。

 伐採した竹は、水洗いする。これがまた時間がかかる。昨年はスポンジの硬い方でみがいたため、細い筋ができてしまい使えないのが何本も出た。今回は、自分が見つけたある道具である。とんでもなく綺麗になる。

 10人ほど参加してくれたにもかかわらず、今日で終えることが出来ず、また来週続きである。

 終わった後は、クラクタで強めの筋肉痛が続いている。今日もいい睡眠が得られるだろうなあ。

■「蒼色の大地」(薬丸 岳著、中央公論社、2019年)を読む。

「おまえは、ここでしか生きられない~」