やけど

⬛やけど
 今日はゴミ出しの曜日である。「きょうよう」は10時と16時に病院で、予約してある。
 大急ぎで朝食を掻き込み家人を送る。
 帰宅後、必要があってパソコンを開くが遅い。ワードを立ち上げたが、エラー表示が出る。
 予約をしているので、嫌な気持ちを引きずりながら諦めて出掛ける。
 里帰りが一人おり車を使うので、徒歩で向かう。まるで春のような陽気で気持ちがいい。
 早く孫を連れてこい、とは思わない。自分は老人の自覚があるので、おじいちゃんなどと呼ばれると余計に老け込むような気がするからだ。今の基準では老人と言わず高齢者と言うようだ。そして前期とか後期とか分けるらしい。
 何せ人生で初めて経験する年齢であり、迷うことだらけである。
 自分では60歳から高齢者と考えている。敗戦を終戦といい代えたり、日本軍を自衛隊としたり、60歳から65歳は高齢者に入らないとして見たところで中身は変わらない。
 もうすぐ昼なので、たまにはレストランに向かう。信号待ちでご夫婦と並んだが、すぐに引き離される。そんなに急いでどこへ行く?
平日のレストランは空いている。ランチとドリンクバーをスマホのクーポンで頼む。ドリンクバーの値段を考えたら2リットル分と計算でき、10杯飲むまで帰らないと頑張ったものの、4杯でギブアップする。なら江戸の敵は大阪の例えでスープをお代わりしたが、寸胴の中は底が見えるぐらい少なく、そのためか異常に熱くなっており、口の中が軽いやけど。慌てて氷水を飲んで冷やす。
 2件目の病院迄3時間ほどある。歩く時間を考慮して2時間半ほどある。よく利用するコーヒーショップでゆっくりした。
 西〜、西〜と、後が大変だった。

■「男の定年後を死ぬまで幸せに生きる方法」(蟹瀬誠一著、WAVE出版、2018年)を読む。(その2)
「男にとってファッションとは単なるきるモノや流行ではなく、生き方そのものである」
「ボケにくい人ほど長生きするそうだ」
「20代は美しく、30代は強く、40代は賢く、50代は豊かに、60代からは健康に」
「運動をすると〜脳の機能がその根元から強化される」
「大脳皮質の一部は、瞑想によって容積が増す」
「〜常に頭をフル回転で使っていた〜」
「人間は馬鹿ではないけれど、それほど賢くもない」
「この一日の身命は尊ぶべき身命なり」(道元
「人間は収入が増えれば増えるほど、欲も増えて生活が贅沢になり支出も増える」
「夢を見なくなった高齢者たち」
「〜我々がかつて無尽蔵にあると思っていた水、空気、エネルギーなどの天然資源が、じつは有限であることを忘れてはいけない」
「贅沢な暮らしを維持するためにあくせくするのは、その暮らしから得られる喜びを上回る苦痛である」
「大財産や名誉は幸福そのものではない」
「百年ぐらいで人間の心はそう変わらない」
「死よりも、延命治療や介護に頼って自分らしい生き方を失うことの方が怖い」
「誰でも裕福になる方法はある。財産と欲求のバランスを見つければいいのだ」
「リタイヤ〜リ・タイヤ〜車のタイヤを取り替えて、外に出て行く〜」