雪下ろし

■雪下ろし

 今日も除雪から一日が始まる。昨日ほどではないが新雪が積もっている。実家の状態である。

f:id:zen_chi:20210110164522j:plain

 サザンカは折れそうである。

 午後から家人がケーキ屋さんへ行きたいとのこと。こんな時期に食べたいんかねと聞き返すも行くとのこと。家人の指令は、緊急事態宣言よりも重いので出かける。ケーキ屋さんの駐車場でハマってしまい脱出不可能になる。直ぐケーキ屋さんのオーナーや従業員が来てくれて押してくれた。

 昼から晴れて来たので、カーポートの上の雪下ろしをしなければならない。もう10年以上前になろうか、まだカーポートを付けて無い時であった。この季節も、今年のように急に雪が積もったと記憶している。自宅は、太陽光発電装置を屋根の上に置いているので、瓦の雪止めが効かない。この時、どうなったかというと、轟音とともに太陽光パネル上の雪が、下にあった自家用車を直撃し、自家用車は廃車になった。上からの衝撃の為、エンジンは大丈夫であり、ぺシャンコの車を車屋さんに持って行く時に、交差点に信号待ちした。後ろの車は、極端に距離を離して止まっていることが、バックミラー越しに見えたことなど思い出す。

 このため、カーポートは割増し料金を払って特別仕様にしてもらった。屋根からの衝撃を和らげるため、高くしてもらった。そうして、1m程度の積雪までは大丈夫と聞いていたようだ。現在、1m以上積雪がある。しかし、この積雪に加えて太陽光パネル上の雪が落下すると2m近くになる。そうなると、カーポートが破壊されてしまう。そのため、晴れ間を狙って雪下ろしをした。

f:id:zen_chi:20210110165827j:plain

 ただ、雪を下に落とせばいいのではなく、積み上げてあるところまで放らなければならない。現在、筋肉痛と腰痛でグッタリである。積んである雪は2mを越しており、もう除雪は困難になっている。

 今日もまた自宅前で立ち往生の車が発生した。明日は、除雪車が入って欲しいねえ。

■「五十八歳山の家で猫と暮らす」(平野恵理子著、亜紀書房、2020年)を読む。

「アリはハチの仲間である~」

「~スズメバチの中で越冬するのは女王バチのみで~」

「さびしさは自己の貧しさで、孤独は自己のゆたかさ」

「赤帽さんは~全幅の信頼を寄せられるプロ中のプロ。」

「ちょっと待ちなさい。もう少しゆっくりやっていくように」

「きちんと作られたものを見るのは刺激になる。全身の細胞が活発に動きだすようだ。」

「木は、女の人の体のように優しい形になるように、またその木がどうなりたいか、これから先のことを考えて枝を落としていくもの」