無題

■無題

 朝起きると雨の状態を確認する。たいした雨ではないので、傘を差して歩くことにした。図書館から自分のメールに家人の予約本2冊が届いているというので借りに行く。開館に合わせて家を出た。その後は、いつものセカンドオフィスへ向かう。現在200円代で過ごせるのはすくなくなった。例のオヤジに会わないことが望みである。いつもの席が空いていることを確認して入店する。

 気が付くと、昨日コーヒーを半分残して出ていった青年がいる。大学生だろうか。一生懸命に本を読んでいる。今日は静かな店内で良かった。すると、青年はコーヒーを8割ほども残して出ていった。この方も、自分と同じでコーヒーが好きではないのであろう。

 昼近くに無くなったので店を出る。雨脚は強く風もままあるので、バスにしようとプリペイドカードへ入金する。そして、バス停に向かうと雨が小降りに変わった。西の空を確認するといくぶんか雲の色が薄い。ということは、強い雨は降らないということなので、バス停を通り過ぎて徒歩で帰宅する。

 なんか、疲れが出るので、午後からはどこへも出ないで部屋でなごなる。昨日買って来たメロンは切ろうとしたが、要領が分からずそのままになった。

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 今日は家人が遅出なので夕飯を作らなければならないが、特に食欲は無い。

 夕飯は野菜炒めにしようと食材を買いに行く。しかし、出来たのは、限りなく生姜焼きに近い野菜炒めであった。肉を入れすぎたためだ。なんせ、1パックをそのまま使っている。

■「老子コンプリート」(野中根太郎訳、誠文堂新光社、2019年)を

「“老子”は万物の根源たる“道(たお)”がすべて万物を生み出し、それに従って生きないと幸せになれないという。」

「仕事をやり遂げたら、身を引いて引退する。これが天の道である。」

「曲がっているからこそ、目立たずに身をまっとうできる。」

「自分の功を誇る人は、かえって成功せず~」

「一般に吉事の場合は左を上席とし、凶事の場合は右を上席とする。」

「足るを知る者は富む」

「本当に優れた方形には角がなく、本当に優れた器はできあがるのが遅く、~」

「足るということを知っていれば、屈辱を受けることはない。」

「生に執着しない死地にいないからである。」

「物事は勢いが盛んになれば、必ず衰えに向かうことになる。」

「人々の間に便利な道具が多くなっていくと、国家はいよいよ混乱しておかしいことが起こる。」

「~聖人は~万物の自然の在り方をそのままにまかせて、自分からは何かをすることはないのである。」

「そもそも欠点を欠点として自覚していれば、それは欠点でなくなる。」

「そもそも自分の生きることについて執着しない者こそ、生きることを貴ぶ者よりまさっている。」