■雨の日は温泉
天気予報は雨であった。もう少し若い時は傘を差して歩いていたもんだが、もう高齢者なのだから、雨の歩きは慎重にならざるを得ない。
そこで、家人を職場に送り届けてから温泉へ行く計画にした。数日前、家人より無料の温泉券を4枚もらっていた。
少し遠いが車で向かう。
頭の中では、♪ゆらら ゆらら ゆらゆらら~が鳴っている。
ここの特徴は岩盤浴で子供の紹介でもあったが、別料金なので温泉だけにする。流石に露天風呂は少し湯温が低かったが、内湯はばっちりであった。いろいろ試したが、寝湯が一番良かった。実際寝入った瞬間があったようだ。サウナもゆっくり入れた。
昼近くになったので出る。雨の日は大型ショッピングセンター内を歩くことにしている。昼食もそこで済ます。
大きなツリーが展示されていた。
まずは、昼食である。今日も240円の天ぷらうどんである。天ぷらを紅生姜入りにした。なかなかいい。
しかし、贅沢な気分になった。昼食の予算は100円ぐらいと決めていたはずである。最近、麺は打っていない。10分ほどで打てるにもかかわらず。大きな理由は、そこそこ食べることは出来るが、店のほど美味しく出来ないからだ。
店の中を歩く、1階を回ったり2階を回ったりで結構疲れるね。疲れたらソファで休憩する。なんとか1時間ほど歩いたので、おやつである。
実は、少し前に別の店で食べたらレシートにアンケートのお願いがあり、答えたらドーナツが当たるというのがあってスマホでクーポン券を持っていた。
しかし、200円以下の商品になっているので、200円のパイとコーヒーを頼んだが、料金が高いようだ。店に問い合わせしようとスマホのメールを見たら、なんと半額だけ割引のクーポンと書いてあった。順調に老化は進んでいるようだ。
ここで休息を兼ねて本を読む。コーヒーはお代わりできる。一時間ごとにお代わりしようと考えていたら、あれよあれよと4回もお代わりが回って来た。流石に最後は少しと言った。空いていたからだろうか。
夕方家人を迎えに行く前に傘を差して公園を歩く。小雨程度なら大丈夫である。
歩数は、1万2千歩で少なかった。
■「作家と猫」(多数著、平凡社、2021年)を読む。
「家って生き物なのか。」
「人間なんて、まあだいたいはふつうに出来ている。」
「自分が創作にふけっているときは心が病んで衰えているので~」
「この世に生まれて良かった!なんて気分にちっとも遭遇しない。」
「労働につぐ労働、一生を貧しく過ごしてきた~」
「大体猫を溺愛するような人間には、偏狭でエゴイストが多い。」
「~お供を連れているとジジくさく見える~」
「死は本来おそろしいことでもなんでもない一種のねむりなんだ。」