三立て

■三立て

 一人帰省している関係で、家人を送って行く。車で生活するとおのずと行先が駐車場のある場所に限定されるため、行動範囲が狭まってしまう。いつ呼び出されるか分からないので、近くのマックドで待つ。今日はいい音楽が掛かっていた。1970年代だろうか。しかし、タイトルで分かったのは、ジョリーン、オールドファッションラブソングだけであった。聞いたことのある音楽も沢山かかったが、タイトルは思い出せない。

 昼まで呼び出しが無かったので、昼食である。今日のように暖かい日は、冷たいものに限ると、数日前に仕込んである手打ちウドンを取り出す。十分熟成してある。

 竹で伸ばす。時間があったので丁寧に伸ばした。そして、粉をまぶして切る。

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 これで、打ち立て、切りたてまで来た。そうして、茹で立てを水で締めて盛り付ける。

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 このうどんは、粉から作っています。工場ではありません。これが、ぜんち食感です、とCMをもじって見た。まだ、改良する点はあるが、こんなもんであろう。

 三立てうどんは、つるつるしこしこで、自分好みに太いので大満足である。これで30円ほども掛かっているので、9円や14円のうどんとは比べようもない。

 午後から、迎えに出るが、歩数が3千歩ほどしかなく。流石にこれではまずいだろうと、家人がプール、子供がジムに行っている間中、早歩きをして何とか8千歩になった。

■「お金の整理学」(外山滋比古著、小学館新書、2018年)を読む。

「実際、やすやすとは死なせてもらえない時代になってきている。」

「真剣に考えれば、会社を勤め上げるだけで、あとは悠々自適の老後が送れるというのが幻想だと気が付くはずである。」

「~善人に比べて悪者のほうが、知恵ははたらく~」

「~子供世代への相続自体、やらないほうがいいと思っている。」

「財産を相続できると期待すると、子供がダメになってしまいかねない。」

「人間誰しも一代限りの覚悟で生きるべきだ。」

「人生を面白くするためには、智識偏重でリスクを過度に恐れる考え方を改める必要があるのではないか。」

「知識は力なり」(フランシス・ベーコン

「知識には思考を妨げるという弊害があるのだ。」

「実験をやめたら、人生はつまらなくなる。」

「定年後の人生が退屈に見えるのは、失敗という危険を伴う”実験“を避けているからではないだろか。」

「人間らしい生き方をするためには、リスクを伴う選択は必要だ。定年退職したら、あとは安全運転で余生を過ごすーーーそんな思考では、長い人生は面白くない。」

「意欲のある方求めます。ただし六十歳以上の方」

「~“自分で自分の仕事を創ってみよう”という発想は、定年後こそ大切だと思う。」

「定年は“延長しない”ほうがいい」

「むしろ定年を前倒しにするくらいの気持ちがあっていい。」

「歳をとってからの失敗は買ってでもせよ」

「だいたい人生は、成功よりも失敗から学ぶことのほうが多い。」

「大事なのは一人ひとりが考えることで、安易なハウツーは、何の意味もない~」