行列

■行列
 今日もいい天気のようだ。しかも、いい風が吹いている。本日のキミの使命は、日本酒の勝駒を買うことにある、ということであった。
 自分は酒などのアルコールは飲まない方である。晩酌など死語である。これは、百薬の長と言われ続けたアルコールは実は間違いであり、脳細胞を破壊する作用があるということを信じているからである。まあ、諸説あるようである。
 この勝駒という酒はなかなか買うことができない。それが、フェリオで先着100名限定で買えるというチラシに家人が飛びついた。9時半から整理券を配るというので、8時ごろに到着する。当然一番であるが、並ばない。列が北か南かどちらに伸びるかを見定めて並ぶつもりで花壇に腰掛けて本を読んでいた。ちょうど、ビルの陰になっており、風が気持ちいい。気が付くと9名が並んでいる。まだ30分ほどあったが、10番目に並んだ。

 開店までスタバの前のテーブルで待つ。家人がスタバのプリペイドカードをくれた。コーヒーのチケットもイタトマ、スタバ、タリーズ、マックドと溜まって来た。
忘れないうちに使い切ろうと考えている。
 昼はどうするか。確か、先日買ったラーメンがもう一人前残っているはずであった。趣向を凝らして、ひき肉で作ろうか、野菜を2袋入れて二郎系を狙うか、それともコーンを入れて見ようかなどと考えて帰路に着いた。
 もう着くころに、定期券を買っていたことを思い出した。300円なので4回も行けば元は取れる。朝は満足に食べていなかったので、空腹感もある。そこで、ウドンを食べに行くことにした。
 途中に赤のヒガンバナや白いヒガンバナが咲いている。

 さて、うどん屋さんに着いて、テンプラうどんと天かすうどんとおでんを頼んだ。

 ほとんど無収入なの定期券があるからと言って、うどんや牛丼のような贅沢品を食べるわけにはいかない。贅沢は敵だ! 正直昼はお腹が空かないことが多いので食べなくてもいいが、そうすると肥満が増進されるというので、1ドル程度を目安に食べることにしたい。「ワン・ダラ〜・おやじ」である。これがなかなか難しい。
 今日も贅沢な昼食になって反省である。全部で260円であった。

 二人前食べたので満腹で夕飯は特に食べなくてもよさそうだ。

■「噺は生きている」(広瀬和生著、毎日新聞出版、2017年)を読む。
「今は働くのが道楽だ」