■四国(2)
二日目である。朝食場所探しから始まる。今回は少し離れたところにマックドがあったので、朝マックを食べる。自分はこの後セカンドオフィスでコーヒーを飲む予定なので野菜ジュースにした。
そこで、今日の予定を確認する。天気は良く全て歩くというので、夕方近くの寺で待ち合わせることにした。今日も山越えだが、天気がいいので快適だろう。
そういうことで、自分の車でのアシストの出番はない。しかし、やらなければならないことがある。優先順位の高い順にこなしていくことにした。
先ずは洗濯である。二人分あるので、コインランドリーで洗濯と乾燥を行って着替えの量を少なくしている。待っている間は、絶好の読書タイムに変身する。
続いて、セカンドオフィスへ向かう。しかし、車のナビで選んだら沢山出て来て訳が分からず。仕方がないので、自分も落ちぶれた者だとしながらも、スマホ検索する。スマホの場合、近い場所の2軒が表示される。まあ、こんな時には役に立つが、自分の脳の力は確実に衰えてくる。ここで、先のブログの更新を行う。時間が余ったら、読書である。いつまで居るかは、毎回考えていない。嫌になるかコーヒーが無くなるまでである。
続いて、名所旧跡探索で栗林公園(りつりんこうえん)に向かう。有料であったが、こんな時はかまわない。造園を少しかじったので興味津々であった。
ゴミ箱は竹製とはいいね。
これは、ヒマラヤスギである。こういう樹形のは珍しいのではないだろうか。この公園はマツが多い。
サクラが満開のようだ。結婚式もやっていた。
進んで行くと、庭師さん達がマツを剪定されている。理論的には今の時期は不適である。近くで見ていたが、上手であった。外見を重視し過ぎて剪定し過ぎの感じがしたが・・・。
池には錦鯉である。
マガモもやってきている。
この公園は、後ろの山を借景してある。考えれば贅沢である。
こんな船も情緒満点であろうか。
自然石の延べ段である。つい、目が行ってしまう。自然石で作るのは結構難しかったので造園学校時代の苦労が思い出された。
なんか、ついカメラが向いてしまう。
案内書によるとここからの景色が一番のようだ。
マツの生垣なんぞ初めて見たぞ。
次は、昼である。この県は、昼は考えなくてもいい。ウドンである。そうして、店を探す必要はあまりなく、いたるところにうどん屋さんはある。ガイドブックやスマホで探す人は、旅の楽しみを半分放棄しているようだ。待合場所に向かいながら店を探す。
あれば適当に入るつもりであった。やはりあった。
待合場所は庭の中で、多数の行列の代わりに庭を見ながら待っている。店の方が出てこられて、マイクを使って名前を呼び出す。混んでいるなあ。
外食は基本定食にしている。今回もそうした。問題はうどんである。旨いっ!というのが最初の感想であった。やはり、このようなうどんを食べないと来た意味がない。
待ち合わせ場所に到着した。窓を全開にして本を読んでいると、うたた寝をしたくなり、急に目覚め、本を読む。いい風が終始吹いてくれて気持ちがいい。そして、またうたた寝を繰り返す。
家人が到着した。約5万歩ということであった。8時から16時まで歩いたのである。歩き遍路の場合は、このような状態が2カ月ほど続くのである。
待ち合わせ場所の池である。
合流後、まずは夕飯である。前回も食べたが今回も同じ店にする。
そうして、天然温泉で汗を流す。
今日もいい日であった。しかし、体調は相変わらず悪いままである。