無題

■無題

 朝方は曇りでどす黒い雨雲に覆われていたが、直ぐに青空になった。天気がいいので、公園に木の実拾いに行く。お目当ては落ちていなかった。近いので、頻繁に通うことになるだろう。

 昼は、うどん屋さんの割引券があるので、考えなくてもいいので楽である。今日も、天かすうどんのネギ増しにする。感謝祭というのか、会計単位に大盛り無料券も付いてくる。これは、しばらくうどんが続きそうだ。

 午後からは剪定をする。落葉が落ちると掃除に厄介なので、落ちる前にあらかた取ってしまおうというやり方である。街路樹はこの方法で対応されているが、庭木でも11月にもなれば気温も下がり光合成の効率が落ちるので問題は無かろうという判断である。サザンカが花を付けていた。今年は、花芽が多いので満開になろう。

 家人を迎えに行く前に、無料のコーヒー券の店に行ってしばらく過ごすも、眠くなってしまう。こんな日は、早めに休もうと思う。

■「私が作家になった理由」(阿刀田 高著、日本経済新聞社、2019年)を読む。

「読書は私の生涯を貫く重要な営み~」

「~もう私にはその仕事をする年月が残されていない。」

「人生にあまり大きな希望を抱くまいーーー」

「ユーモアは屈折した感情の発露であり~」

「なんとか暮らしていけるなら自分の好きなことをやるべきじゃないのか」

「思いついたことはとにかくメモにする。」

「~持参したテープレコーダーに吹き込む方が多い。」

「ところが花の名前については、ときどき嘘を教える人がいないでもない。」

「~小説家はとっさにこんな逆のことを考えてしまう。」

「国語は国家なり」

「小説家なんて無力だな」

「極論ではあろうが“人は自分自身について語るとき、それはつねに自慢話である”~」

「花は散るために咲く」