三回も

■三回も

 今日も仕事である。この会社設立以来初めての駐車場制限のため、どこにもノウハウがなく、自分がパイオニアの役割を担うことになった。今日も、ロープを突っ切った高齢者2台、ボンネットに掛かって止まった車1台である。正面から入れないとわき道から入ろうとする。駐車できませんというと、いっぱい空いてるじゃないかと口論になる。彼らの空いている場所とは、車庫の前、事務所の前、トラックの入る場所、Uターン場所・・・・。これで事故でも起こされたら大変である。もう1時間ほどしてから来てくれと説得する。

 今日は4人体制であった。駐車場の誘導係で一番楽なのは、直ぐに完売ということである。しかし、営利企業なので、販売在庫を増やして対応しているので、終了時刻になっても余ることがある。そのあいだ、ダラダラと過ごすことになる。

 午後からも軽作業であった。最近、品物が増えているので、今日は4ライン稼働させ16時に終了であった。

 この16時というのが微妙な時間なのである。100円バスに乗るためには16時20分にバス停に着かなければならない。今日は50m手前でバスが通り過ぎて行った。

 しかし、代替え案はある。電車である。もう少し歩くと鉄道があるので、これで行こうと駅に向かうと。正面のところで電車が動き出してしまった。

 次の電車で駅に向い、帰宅の電車に乗ろうとすると、行ったばかりで1時間後である。

 よくも三回も、スレスレアウトになったものだ。1時間も待てないので、2っ前の駅で降りて徒歩で帰宅した。

 途中、ユリの花に目を奪われた。テッポウユリだったか。

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