休んでくれ

■休んでくれ

 今日も仕事である。しかし、終盤に近い。

 いつものように、セカンドオフィスの開店時刻に合わせて家を出る。今日も快晴でいい風が吹いている。思わず、♪How many roads must a man walk down~が出る。

 まもなく常連さんも入店される。今日は3名でフルメンバーであった。店を閉めたところや魚屋さんの話で盛り上がっていたが、自分は中に入れなかった。

 時刻になったのでバスで職場へ向かう。その途中でランチである。

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 事務所に入った。4ラインのうち1ラインしか稼働させてなく、それも30分ほどで終わる量である。そうして、辞める人は申し出てくださいとの催促があった。

 もう事実上終わりであると感じた。休みも増え、稼働時間も短くなったので後は惰性である。自分は例え30分稼働でも来るつもりである。なんせ昼寝の代わりである。作業が開始されたが、前工程で引っ張るだけ引っ張った結果、1時間になった。その後、掃除で時間を稼げと指示がでていた。

 作業中に次回の出勤の有無を確認されるので、大丈夫といったが、案の上、後から回って来られて、何人かに話をしており、自分のところにもやって来て、次は休んでくれとのことであった。すんなり了承する。これで、3連休になった。なんか出来そうだ。

 帰宅後、昨日採って来た銀杏を処理する。久しぶりである。思ったより少ないね。これからは、種だけを採って来なければならない。

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■「日本哲学の最前線」(山口 尚著、講談社現代新書、2021年)を読む。

「真に自由になるために、私たちを縛るものと向き合う。」

「“しかじかを行えば必ず充実感が得られるぞ”と言えるほど人間の生は単純でない。」

「人生を意図的に充実感のあるものにはできない。」

「依存症について“やめようと意志すれば止められる”などとは言えない。」

「意志することは忘れようとすることだ」

「私たちにとって完全に確実な過去はありえない」

「私は喫茶店に入り、ゆったりとした時間の流れの中で原稿を書く。」

「人間以外の何かが人間の行動を決めてしまっている」

「考えすぎる人は何もできない。」

「通読しても、“完璧に”など読んでいないのです。」

「偶然的な出会いの結果として、私たちは個性的な存在になるのです。」

「個人的なルールは偶然が習慣化して形成される。」

「ひとはコントロールできるものにだけ責任を負う」