引っ張る

■引っ張る

 今日も仕事である。もう日課になってしまっているが、6時半に自宅を出て徒歩でセカンドオフィスに向かう。ちょうど、開店時刻に到着である。

 コーヒー一杯で3時間ほど粘ることになる。しかし、少し本を読んでいたが、直に眠ってしまう。まあ、これでいい。

 常連さんがいつもより10分早く入店された。今日は、高山植物の話で盛り上がった。

 バス時刻になったので、店を後にする。もうすっかり秋の風である。バスの中で電話が入った。森の寺子屋の申請者の方からであった。バスを降りて掛け直す。

 現在、ステージⅢなので公民館活動が出来ないが、日を変更しても実施したいという。その言葉を聞いて、明日から準備に入ろうと決めた。

 いつもの喫茶店にランチを食べに向かう。

f:id:zen_chi:20210913195551j:plain

 しばらく休んでから投入場所を見に行くと昨日の半分より少し多い程度である。

 昨日は2時間かかったので、今日は1時間少しかと目算する。

 担当は早い方のラインであった。

 作業が始まるも、品物の流れが遅い。これは、投入場所で、ゆっくり流せ、3時まで引っ張れという大号令が出ているものと想像している。昨年はそうであった。

 終わったのが15時であった。量が半分近いにもかかわらず、終わりが同じとは、大分引っ張ったなとおかしくなった。

 15時20分のバスで帰宅できた。まあ、こういう状況を予想していたので満足である。

 そして驚いたことがあった、最近顔を見てないので辞めたと考えていた方が出勤された。昨年はお世話になったので話ができる関係になっていた。

 帰宅後、フォレストの作業を少し行った。

■「この世にて」(日和聡子著、青土社、2020年)を読む。

「言葉を用いることは、絶え間ない選択の連続だ。」

「人間の体は、飲み食いした食物だけで形成されるのではない。」

「取りわけ、すぐれた文学は、往々にして、毒にもなれば、薬にもなるものである。」

「庭というものは、行きつくところへ行きつけば、見たいものは整えられた土と垣根だけであった。」

「~死者にあてて文章を書くことです。」

「出会うということは、じつはすべて人違い~」

「胴村~定年退職した元役人、大学教授、退役軍人など、首になった人たち~」

「テキストはやはり、装幀によって大きく変化するいきものだ。」

「“詩”は“要素”であるだろう。」

「本書の最もすばらしいことは、“感動”にある。」

「現実を生きる自分が、創作や虚構に常に支えられ~」

「~日頃当たり前のように読んでいる本というものは、いつかかならず読むことができなくなるものだということを~」