■よく降る
久しぶりの大雪警報である。これからがピークらしい。明日は行動出来るだろうか。
朝は6時少し前に目が覚めた。今日は家人を送らなければならないので歩けないということが真っ先に思い浮かぶ。そこで、出勤前に歩こうと決めた。6時に起きる予定が7時になった。でも、一時間は歩けそうだ。近所を傘を差して歩く。
まったく、よく降ったものだ。
家人を送った後に、車で行くセカンドオフィスに向かう。一人掛け用の椅子に座って窓を眺める。
雪は時折止んだり、大降りしたりしている。長い間眺めていたようだ。こんな時に歌が出てくる。♪♪雪が 降るよ 止まずに 昨日から 昨日から~。
昼になったので帰宅する。今日のような日は、熱い味噌ラーメンがいいと決めていた。買い物は何も無い。冷蔵庫にあったもので作る。
なんとこれで完成形ではなかろうか。もう店のラーメンは食べられない。スープは最後まで飲み干した。
午後からも歩数を稼ぐために近所を歩く。今日は週末なので平均歩数の確認がある。
少し買い物をしたり、フォレストの準備作業を行う。
除雪も精力的にやる。腰は駄目であるが、今日の雪は軽かったので、持ち上げずにズラス方法で対応する。
今日は昼寝をしなかったようだ。家人を迎えに行く前にセカンドオフィスに向かう。朝と同じ店である。当然、お代わり代金で飲む。こうすると、2杯で400円ぐらいになるので一番安くなる。
まったく、よく降るね。明日の未明は除雪車が入って欲しい。もう10cmは越えている。
歩数を確認すると、19,493歩/日であった。なかなか、2万の壁は厚い。
■「哲学の蠅」(吉村萬壱著、創元社、2021年)を読む。(その2)
「毎日の仕事のなかにこそ、確実なものがある。」
「人間は、自分一人で、自分に固有な価値を創りだすことができるだろうか?」
「側頭葉の何らかの異常によって現れる“ハイパーグラフィア”という“書かずにいられない病”がある~」
「平凡な、日常的な仕事に溺れたい誘惑。」
「ここでは働くも自由、働かないも自由、そして生きるも死ぬも自由だった。」
「ぼくにはもくろみがある。―――気違いになること。」
「人が必ず死ぬように、世界は間違いなく滅びる。」
「我々と同じ祖先から生まれ、寧ろより大きな容量の脳を持ち、生息域すら重なっていたとされるネアンデルタール人は一個体残らず絶滅した。」
「排除とは明らかに暴力である。」
「カオスとは聖なるものそのものである」
「毒は薬にもなるからである。」
「授賞したらプロよ!」
「詩や小説を書くことは救済の装置であると同時に、一つの悪である。」
「書くことはまた一つの狂気である。」
「人には持って生まれたエネルギーの容量というものがあって~」
「ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして~」
「予め敷かれたレールを往くことほど、うんざりする人生はない。」
「人生とは、休むことなく流れ続けるベルトコンベアーの上の無数の些事の謂いであり~」
「精神を病むということも、自分が壊れてしまわないための防衛策の一つに違いない。」
「不自由に耐えられないが、完全な自由にもそう長く耐えられない人間~」
「自分を低めたかった~」