寝坊

■寝坊

 現在、乾燥棚は空いているので昨夕は、スーパーへ行って、干し芋にするさつまいもや干物にする魚を見て来たが、値段が高くて手が出なかった。さつまいもなどは、90円代で買っていたが、約倍の値段が付いている。2割ならまだしも2倍である。

 昨晩は、久しぶりにテレビ映画をみたためか、なかなか寝付かれなかった。いや、真の原因は動かなかったからだろうと考えている。

 そのため、今朝は9時前に床から起き上がった。その時は、えらくすっきりした目覚めであった。こうなると、朝食を食べたり身支度したりしてセカンドオフィスへ行ってもあまり過ごせないことが分かり、妹弟も来るので、先に実家の後片付けをする。

 その後も、あまり体調も良くないので、風呂に入り、なごなってから遅い昼食である。昨日の夜の段階では、ウインナースパゲッティで決まっていたが、出るのも億劫になっているので、あるもので済まそうと考えた。冷蔵庫の中には、先日買って来てあるバラニクがあったので、これを使う。長いバラニクを侍らせたケチャップ和えにした。

 昼食後は、毎週見ているテレビを視聴し、起き上がり今日初めてのコーヒーを飲みにセカンドオフィスへ向かう。雨が強いね。

 今日はこのままだらだらで行こうと考えている。

■「見果てぬ王道」(川越宗一著、文藝春秋、2022年)を読む。

「自尊あってこそ人間は自らを恃(たの)むことができる。」

「金であるべき銭が紙で、木であるべき橋が鉄(かね)とは~」

「義は吾にありという恍惚、勝つ喜び、栄誉。いずれも自分には不要であるらしい。」

「飯はうまいほうが、家は広いほうがいい。冬はぬくぬくとして過ごしたい。」

「~国は貧乏人ば放っとくか磨り潰して豊かになろうとしよるのやろね」

「豊かさの中で、清は次第に弛緩する。」

「本当の無力とは、諦めることではないか。」

大義ゆうのは、酒や鴉片より人ば酔わせるもんかも知らんね」

「ただで物をくれるお人好しはいない」

「命懸けと呼べるほどの研鑽を積んで科挙に登第した官僚にこそ天下国家を論ずる資格があり~」

「王道とは、ひとりで歩むものなのか、歩めるものなのか。」

「大きか理想は、小さか誰かを必ず磨り潰すったい。」

「~他人様を嗤うな~」

「~誰かに任せて上前だけ跳ねるのは性に合わないから~」

「他人の評価も金も、儚いもんたいね」

「人間は複雑で、運命は残酷だ。」

「食事にこだわったことはない。栄養があればなんでもいい」

「とかく人の世は生き難い。」

「他の命を食って、人は生きる。」

「いまや理念は武力に勝る。」

「山へいくぞ」