しいたけ四分の2

■しいたけ四分の2

 今日もしいたけ植菌の森の寺子屋があるので、5時起きで7時過ぎ出発になった。

 ただ、自分が担当者ではないのでいくぶん気が楽であるが、初めての場所であり、かつ保育園なので一抹の不安が起きていた。

 時間前に到着し、担当者から説明を受ける。さすがに、安心した。ドリル作業は保護者が行い、菌打ちは園児が行うということであった。

 出前講座は、しいたけの育て方であった。自分のと違うのは、最初にスーパーで売っているキノコを紹介したことである。残念なのは、森林のおける菌類の働きの話が無かったことである。自分はこっちの方に力を入れて解説している。

 出前講座が終わってから植菌作業である。驚いたのは、裏に積んである原木を園児に運ばせるという。まあ、これで参加意識が高まることは分かる。

 皆、喜んで運んでいた。中には一人で運ぶ園児もおり、こっちが驚かされたね。

 保護者の方によるドリル作業である。最初の説明は自分が行った。園児も自分が持って来た原木に穴が空くのをキャーキャーいいながら見ていた。

 途中から、いっしょにドリルに触ってもらった。振動が伝わるのでこれもいい体験になったようだ。

 続いて、菌打ちである。これはお手のものであった。

 終わってから記念撮影をして、フォレスト全員に写真入りの手作り額とお菓子を園児から頂いた。グータッチした。

 出前講座で使用したキノコを参加者に分けるというので、いただいた。

 後片付けをして反省会を行った後に、行ける人だけでランチである。

 高級中国料理店に行った。ご飯ものはいいね。たまにはこういう日があると、生活に張りが出来る。

 帰宅後は、買い物と灯油入れである。そして、家人を迎えに行く。1時間ほど時間が出来たので、ドーナツ屋さんで時間調整であった。

 連続で続くと、疲れるね。後2回ある。

■「きらめきを落としても」(鯨井あめ著、講談社、2022年)を読む。

「苦さは嫌厭されるものだし、ブラックコーヒーを飲んでいる人は安っぽい。」

「彼女はいつも同じ席でブラックコーヒーを注文し、本を読んでいた。」

「~年下であろう僕に敬語を使い続けている。」

「優しさがあれば大抵のことは許される。」

「フラストレーションは積み重ねだ。」

「わたしの好きなものを蔑ろにして嘲る。」

「やらないよ。TwitterFacebookも、みんな、振り回されて馬鹿みたいだ」

「~どれも剥げかけていた。メッキだ。」

「見たいものほど見られないものだ。」

「うまく説明出来たら、僕自身が理解できている証拠になる。」

「つまり、北斗七星の柄の端っこから二番目の星は、計六つの恒星からなっている、六重連星系だと言われている。」

「あの頃の熱意はどこへ行ってしまったのだろう。」

「見えてるものが全部じゃない~」

「記憶には補正がかかる~」

「~初期値の僅かな差が後の値に多大な影響を与えることがある。初期値鋭敏性。これがカオス理論の特徴。」

「世界が単一の理論に当てはまるなんて、それこそあり得ない話だ。」

「奇跡は起こらないから奇跡~」

「お人好しはいつか身を亡ぼす。」

「どうして、君にそんなことを命じられなくちゃいけないの」