原木搬入

■原木搬入

 今日はフォレストリーダー森の寺子屋のしいたけ植菌で使用する原木が搬入される日である。昨年は取りに行ったが、どうしても持ってきたいということで自宅を受け取り場所にして待つことにした。

 今回の、朝ドラは全部見ることにしている。今週はバイカオウレンという。バイカと名前の付く植物はいくつかある。バイカウツギとか、ウメバチソウもそうかな。オウレンというのもいいね。今に時期のぴったりである。そういえば、キクバオウレンを見に行ってないことを思い出した。もう遅いかな。遅ければ種子の状態で成っているので分かる。

 四国お遍路サポートの時に、牧野植物園も行っている。番組で登場する植物がどれだけ分かるかということも勉強になるし、最後の視聴者からの写真も勉強になる。

 もっとも、勉強しても使うことがないので、自己満足になろう。いや、フォレストリーダーの出前講座使えるかもしれない。前は、気象の話を少し引用した気がする。

 いつも通っている公園であるが、カツラにひこばえが出ている。初めて見た。カツラは数少ない葉が対生の植物であるが、徒長子の場合は互生になる(らしい)。

 シロヤマブキであるが、種子と花が共存している。これも面白いね。思い出したことがある。御前山の下山で3人組の高齢者と一緒になった。法面にはヤマブキが咲いていた。そうすると、その中の一人が、白いヤマブキも見たというではないか。おかしいなと思いながら共に歩いていると、これ!と指さす。モミジイチゴであった。簡単に解説しておいた。

 原木が到着した。250kg積みの軽四である。その数、90本である。数え間違いをしないように、10本ずつ交互に積む。これは、疲れたね。汗びっしょりである。

持って来られた方が帰られてから、今度は太い、中太い、細いの三種類に分けて、家の中に入れなければならない。県で調達しているときは、直接申請場所に降ろしてくれたが、昨年から別の業者なので、一ヵ所降ろしが前提とのこと。それに、県でやっている場合は、大体太さが揃っていたが、今の業者では、おそらく請負金額に寄ることが多いと推定しているが、太さのばらつきが大きいので、一旦、一ヵ所に集めてから、公平に分配する必要がある。皆、太いのを欲しがり、取り合いになるので、事前に選べないことを伝える必要がある。これで、体調が悪くなった。こういう慣れない作業は一生懸命やるべきではない。

 家人を職場に送る前に昼食である。もう疲れて疲れて面倒であった。今日は、スパゲッティの日である。トマトニンニクスパにした。スープは付けなかった。おにぎりは、熱すぎて緩い握りになった。ふわふわのおにぎりである。

 塩分が足りないね。まあ、減塩にしているので、そのくらいは我慢の範囲である。

 体調が悪いのを押して、家人を職場に送ってから、いつもの喫茶店でゆっくりすることにした。今日も熟睡である。常連さんが来店されたのが気づかない。

 帰宅後は、買い物、洗濯物の取り入れなど盛りだくさんである。

 少し眠ったが、その程度で回復する身体ではない。身体ついでに、朝は昨日ほど脚はいたくなかった。これは、筋肉が昔のころに変ったとみるべきだろうね。翌日に痛むのである。

■「飛び立つ季節」(沢木耕太郎著、新潮社、2022年)を読む。

「~ひとつの店に何回も行くというのは~旅をする人にとって極めて有効な旅の“技術”であるように思われる。」

「~私はテレビとは距離を置きたいと思っていたこともあり~」

「その風景とは、一期一会、もう二度と巡り会えないかもしれなかったからだ。」

「背表紙が、なんとなく、“俺を読め”と強く自己主張しているような気がする。」

「実は、この本における最も大事な要素は“歩くということ”であった。」

「~いかに全力で“普通であること”を貫いてきたかに驚かされつづける~」

「私は、スマートフォンを持っていない。」

「~少年時代に左目を失明したりしていたことなどが、他者の“負性”に敏感にさせた。」

「崩れるものは崩れるままに、滅びるものは滅びるままに。」

「人は学んでから旅に出るというが、自分は旅に出てから学ぶタイプだ、と。」

「何事においても期待するということは大切なことだ。そのエネルギーによって、人は前に進むことができるようになる。」

「私がガイドブックをあまり利用しないのも、この“思いもよらず”という体験が奪われてしまうような気がするからかもしれない。」

「なぜなら、すべては移動によって始まるから、だ。」

「~日本で最も深いという田沢湖を訪れた。」

「~よく言葉遣いを間違える。~シミュレーションをシュミレーション、マニフェストをマニュフェスト~クラシックをクラッシック~校正者に赤字を入れられた~」