収穫

■収穫

 今日はありがたいことに予定はなかった。しかし、朝は早い時刻に目が覚めてしまう。そこで、昨日の見逃し配信を視聴する。チャットGPTの仕組みを解説していた。チャットGPTは自分の生活に用無しである。あえて評価すれば、つまらんということになる。

 家族が出勤してしまってから起き上がり、まずは朝風呂である。そして、朝食を作り食べる。まあ、いつもの変わり映えしないメニューである。

 雨は降らないようなので、図書館へ行くことにしたが、まだ2時間ほど時間があるので、フォレストの準備作業を行う。涼しい風が吹いてくれた。初夏の爽やかな風とは違うようだ。こちらも梅雨入りが報じられた。

 図書館まで歩いて行って、返却と借りる。その後、スーパーへ買い物をしてから、セカンドオフィスへ入店する。ここは、エアコンが効き過ぎである。入る前まではアイスコーヒーを頼もうと考えていたが、入ってからはホットコーヒーになった。

 昼時刻に近づいたので店を出て帰路につく。

 家庭菜園のトマトが4つ真っ赤になっているので、2個ほど収穫である。味が楽しみである。今日はラーメンの日である。トマトラーメンにした。なんかかぶってしまったね。いつもは、醤油ラーメンに素を使っていたが、今日は塩だけで作る。

 家庭菜園のトマトは、甘くてジューシーである。今年は成功のようだ。トマトラーメンも十分食べることができる。これからは、この手で行こう。残ったスープにご飯を入れてリゾット風にして最後まで平らげる。今日も、満足な昼食であった。

 予定では、ヨシナのごま和えも添えるつもりであったが、昨日で無くなった。

 昼食後は、昼寝である。扇風機をかけながらいい気持ちでなごなる。すべての音源を断っているので、すぐに眠りにつく。2時間は眠ったようだ。

 そして、車でセカンドオフィスへ向かう。途中、スーパーで買い物も済ます。

 いつもの日常であった。何もないことがいいことなのだろう。

 咳は、止まった。さすがに医者の薬である。大金を取られたが、まあこの結果なら良しとすべきだろう。

■「地域森林とフォレスター」(鈴木晴彦著、築地書館、2023年)を読む。(その1)

「散策に疲れると、携帯した小型椅子に座り、藍色のステンレス水筒を取り出して、家で淹れてきたコーヒーを飲む。森の中で飲むコーヒーの味は格別だ。」

フォレスターを“森林管理や林業経営のために、科学的な知見に基づき、法律に基づく規制・指導や、管理方針や施業の立案・実行監理を行う技術者”と定義する。」

「~当たり前のように実行している丁寧な現場踏査や樹木の観察、地域の森林史の把握~」

「~地域全体の配置を頭に入れるには、一覧性のある大判地図が優れていると思う。」

「方向感覚とは、頭に描いた地図のどこに自分がいて、どこを向いているかをつかむ空間認識能力のことである。」

「カーナビやスマホの発達で、人間の持っている方向感覚は日に日に劣化しているようにも感じる。」

「樹木や森が簡単に理解できるような単純なものだったら、自然はひどくつまらないものになりますよ。」

「森は、学んでも、学んでも尽きないからこそ、魅力的で、興味の尽きない対象になるのではないだろうか。」

「神は細部に宿る。」

「“忙しいから”という理由で、現場確認をさぼってはいけない。」

「~森には、時にはムズカシイ人間関係を和らげ、関係を維持していく、潤滑油のような働きがあるのかもしれない。」

懐かしい未来