■雨の中
数日前の天気予報では、曇りであったので、くさのさんと山菜採りに行く予定にしていた。しかし、直前になって雨である。どうする、ぜんち!
雨脚は強くないので予定通りにすることになった。
遅い出足であったが、雨の中山へ向かう。今日は先週とは違う場所である。あるかな?車を脇に留め、傘を差して歩く。山は雨が強いようだ。狙いは、水が流れている場所である。幸い、少し歩くと見えた。
確認すると、理論通り生えていた。
まあ、持って行く場所もないので、自家用分だけにする。
山菜を袋一杯に採った後、昼食である。野菜が食べたかったので、ちゃんぽん麺にした。
帰りに、コーヒーショップで今後の計画など打ち合わせてから徒歩で帰宅する。
まずは、ヨシナの処理である。葉を取る前からお湯を沸かし出す。昆布締めの昆布が2枚残っているので、決まってしまったが、先端の細い部分でごま和えも作ることにした。
まあまあの太さである。
ちょっと水っぽかったね。おそらく、すべて自分が食べることになるだろう。
午後からは、降ったりやんだりであったが、家にひきこもることにした。
■「真夜中のカーボーイ」(山田五郎著、幻冬舎、2020年)を読む。(その2)
「気づかないうちに記憶を書き換えてしまっていることは、俺に限らずよくあることだ。」
「何も起きないこの状態こそが幸せなのだと人はいう。」
「食べて出して眠るだけ。」
「~成果の多さより失敗の少なさの方が評価されるからだ。」
「~日本全体がジリ貧で、よくなる見通しゼロじゃんか。」
「人は煙草を吸わなくなった分だけ走り、走る分だけ本を読まなくなった。」
「便利な時代になったものだが、なければないでやっていける。」
「~どんな夢をみていたのかは起きた瞬間からもう思い出せない。」
「花が消えてまうから医者は呼ぶな~」
「人が人を好きになる決め手は、長所よりむしろ短所にあったりするもんやんか」
「今は便利になりすぎて、かえって思い出が残らんわ。」
「~エントリーシートの“尊敬する人”欄に父親とか母親とか平気で書いてくる学生が出始めて~」
「~死はむしろ心身の苦痛からの解放やんか。」
「覚えてんのは昔のことばっかりよ。」
「主人公が死ぬからドラマになるんやって。」