■走馬灯85
ぜんちの人生は幸せでした。
■「ふむ、私は順調に老化している」(中山千夏著、ハモニカブックス、2021年)を読む。
「~老いるのは自然、ボケるのも自然、人間は自然の一部~」
「~自分が有利に立つためにこの一大事をどう利用できるか~」
「長く生きればシワが増える、長年使った臓器はくたびれ、筋肉もくたびれ、排泄や呼吸やら関節やらあちこちに不具合が生じる。」
「とにかく老化は一生一度の経験だ。」
「私は最近、動作が減速している。」
「健康より消費が大事なのかしらん。」
「でも洋の東西を問わず、ひとびとは政府の号令に従う。」
「火山の噴火、地震、津波、川の氾濫などを無くそうとする努力は無駄。」
「~ゴマカシ日本語の横行は、私達をゴマカシ社会にひっぱっていっている。」
「医療はよほど必要でなければ受けない、薬もよほどのことではなければ飲まない。」
「昔から星の動きと災害は関係がある。」
「母や祖母は太平洋戦争のなかで、政府は自分らの生命生活を守ってくれない、と思い知った。」
「そもそもどんな政府も基本的に国家を守るために働くものであって、ひとびとを守りはしないのだ。」
「いつからかなんでもどんどん売る側の都合で変えさせられて、費用ばかり負担させらえる。」
「言葉は間違いでもなんでも大多数が使えばそれが正しいことになる。」
「キャンセルするシゴトがない。」
「それになぜ、日本語訳をつけなければならないような外来語を使うの?」