哲学

■「森が生きる勇気をくれた」(ジョン・ギャスライト著、ウェッジ、2004年)を読む。
 ツリークライミングを通して森の大切さを教えている。森を守っている人がたくさん登場してくれて、なぜかうれしかった。「小さな言葉、小さな虫が怖いことを木から学んだ」
は衝撃であった。自分の吐いた何気ない言葉でこれまで一体何人が傷ついていたのだろうと思うと、罪滅ぼしの旅にでなければならないと強く感じた。罰を与えることはしつけにならない、は至言であろう。
 調べてはいないが、日本には所謂巨木があると思う。そういう巨木を訪ねて歩く旅もいいか、と考えさせてくれる内容であった。自分の場合は木に登ることはできないが。何かを感じることはできるのではないか。

■哲学
 今日、子供と哲学の話をした。時間とは何か。真理とは何か。生きるとは何か。すぐに、22時になってしまった。学校の勉強はしなくてもいい。進学も考えなくていい。自分で考えて、自分で行動する人間になって欲しい。ただ、それだけだ。