趣味の拡張

■「炎の放浪者」(神山裕右著、講談社、2011年)を読む。
 どうもカタカナの名前は苦手である。中世ヨーロッパを舞台にしているらしく、なかなか筋が頭に残らない。400ベージ以上の大作である。
 この本は推理小説のジャンルになるだろう。ほとんど読まない部類である。しかし、読み進めるに従って、この先どうなるのだろうという期待が生まれたのも事実である。長い内容であり、カタカナの登場人物でよく分からなかったものの読み通してしまった。
 途中残酷な記述に顔をゆがめながらではあった。ハッピーエンドではなかったのがいたたまれない。

■趣味の拡張
 登山の回数を少なくするので、さて何をやろうかと考えている。直感に従って行動しているのでここは自分のDNAの指示に従いたい。
 まず、座禅がある。これは、近くの禅宗のお寺さんを訪ねて、定期的の通い座禅をしていきたい。幸い、子供の興味を持ってくれていて、二人で行くこともあろう。30分以内で歩いて行ける寺を探すことにしたい。
 次に、料理である。いつもはただ回すだけの回覧板であるが、何気なくめくってみると「男の料理教室」が公民館で開かれると案内してある。500円とのこと。さっそく、電話で申し込んだところ、すでにいっぱいで参加できなかった。
 最後は、ギターである。何か乗らないが、少しづつ慣らして行こう。喫茶店での演奏を目標にする。
 胡桃のヌメリをたわしでこすり、干した。なかなかいい出来である。クルミ割の道具で割ろうとしたら、クリミ割の方が折れてしまった。さすが、自然のものは強い。このまま、麻袋にでも入れて吊り下げておこう。そして、金属製のクリミ割機械を買ってきたい。