いい日、旅立ち

■いい日、旅立ち
 ある会を催した。若い二人とホテルのレストランでディナーである。ただ、感謝の意を込め「ありがとう」というためだけの会である。それは、食前のワインの乾杯で終わってしまった。次に待っているのは、料理である。10種類のフルコースである。名前がいい。名付けて「サンクスディナー」。この会に向いている。実は数週間前から予約を取ってあり満員のため4回ほど日を変更した次第である。値段はどうでもいい。最近、価値のあるものに使うお金を使えなくて困っていた。お金は貯めるばかりが能ではない。前菜、スープ、肉料理、魚料理、サプライズ、デザートと満足であった。
 二次会は例のカクテルバーである。酔いを心配して3杯までとした。今日は華金であるためか、途中から満席になり近く少々うるさかった。でも、満足してもらえたようでうれしい。
うれしさついでに、小説を投稿していることを口を滑らせてしまった。普通は、「ふ〜ん」
で終わるのに、この二人は読んでみたいとのことであった。メールで送り感想をもらう約束をした。今日はいい日であった。そして、この二人には立派に旅立ってもらいたい。