長寿を支えた食生活の秘密

■長寿を支えた食生活の秘密
日経新聞からのコピペである。
 「長命こそ勝ち残りの源である」。常々、こう語っていた徳川家康の健康と長寿を支えていたのは、麦飯と豆味噌であった。「麦にはビタミンB1やカルシウムなどが豊富に含まれます。さらに、家康の麦飯は麦と胚芽の残った半搗き米を混ぜたものなので数多く噛まなければならなかった。この咀嚼が脳や胃腸の働きを活性化させて、活力の源になったのです」(食文化史研究家、永山久夫さん)。
徳川家康、秀忠、家光の3代に側近として仕え、家康の知恵袋といわれた天台宗の僧、天海。この高僧は、なんと江戸時代初期に108歳まで生きている。その驚くべき長寿の秘訣は、納豆汁、クコ飯などの粗食にあったと推測される。
 あるとき、家光が天海に長生きの秘訣を尋ねると、「長寿は粗食、正直、日湯、だらり、ときおり下風あそばされかし」と答えたという。粗食を重んじ、嘘をつかず、毎日入浴し、ストレスを避けて、時には放屁するのが長寿のためになる、という意味だ。
 「納豆は、脳の老化を防ぐレシチンや、血中コレステロールの濃度を低下させるサポニンなどが含まれた長寿食。江戸時代初期まではご飯にかけるよりも、味噌汁に入れて食べるのが一般的で、体調を崩した家康にも納豆汁を食べることを勧めています」(永山さん)。
天海が好んだクコ飯には、老化予防、免疫力強化、疲労回復などの効果があるとされる
 天海が納豆汁と一緒によく食べたのが、中国でも古くから薬用に用いられてきたクコの実を、白米と一緒に炊いたクコ飯であった。「クコには免疫力を高める薬効成分が豊富に含まれています。そのクコを常用していたので病気にかかりにくく、100歳を超える長生きができたといってもよいでしょう」(永山さん)。
「三本の矢の教え」で知られる毛利元就は、安芸国広島県西部)の国人領主から、一代で中国地方のほぼ全域を支配下に置いた名将。戦国最高の知将とうたわれた元就が、常に持ち歩き手放さなかったのが餅である。
「情報戦や謀略に長けた元就は、生涯で200回を超える合戦を勝ち抜きました。この持続力も、71歳で9男・秀包をもうけた精力も、スタミナ食である餅のおかげといえるでしょう」(永山さん)。
道三の長寿法とは、「五味五色」と呼ばれるさまざまな彩りの食材を、旬の時期にバランスよく味つけして食べ、食べ過ぎも空腹になり過ぎることも避けるというもの。元就はこの養生訓通り、贅沢をせず、野菜、瀬戸内海で捕れた新鮮な小魚などバランスの取れた食生活を心がけていた。

■ブラウンラーメン
 入善のラーメン屋さんが、町内に開店したので、かねてより希望していた「ブラウンラーメン」を食べた。食べる前の予想はこうだ。ブラウンは茶色ということなので、魚出汁の濃いスープを想定していた。
 さて、見た目はどうみても味噌ラーメンである。しかし、味噌味がおとなしい。味噌と醤油を合わせたような感じがする。なんか不思議な未経験な味であった。メニューを見ると味噌ベースに海老が入っているという説明であった。海老はどのような形で入っているのだろうか。以前、ファボーレで食べた海老ラーメンはすぐに海老出汁と分かる味で会った。最後まで分からなかったが、面白い食体験だと感じた。