金融円滑化法

■「70歳すぎた親をささえる72の方法」(太田差恵子著、かんき出版、2012年)を読む。
 現在の親の状況が重荷になっている。すがりつく思いで手に取った。あまりに膨大であることに記憶がついて行かない。これまでの無知が恥ずかしいと感じた。
 役に立ちそうな内容のみ書き留める。
 「ワムネット」(検索)
 「自治体の高齢者向けサービスの冊子」これは、取り寄せようと考えている。

■金融円滑化法
 日経新聞からの抜粋である。
 当時もめにもめたが、期限切れを迎えるに当りその結果が総括されていた。
 「良い結果を生んだとは考えられません。景気の循環的な変動で苦境に陥った中小企業を救済する必要性は理解できます。しかし、構造的に問題を抱える企業との区別はできません。この法律にはそうした視点が最初から欠けています。金融機関は本来なら救うべきでない企業に貸し込んだり、残高を維持したりしてきました。この結果、融資が劣化しています。
3年もたって体質強化ができていない企業に将来性があるとは思えません。救済すべきでない企業まで救済することは、行政の信認を損ないます。
日本は供給過剰に陥っているにもかかわらず、市場から退出すべき企業を残してしまった。」