そよ風

■そよ風

◎木陰にてそよ風を浴び我思う   禅智

 真夏日である。しかし、朝方は終始風が吹いており気持ちが良かった。詳しい定義は知らないが、そよ風というのはこういう風ではないかと思ったりする。
 今日が休日だったら、自宅で立てたコーヒーと図書館から借りている本を持って公園のベンチで読書していると思う。木陰を選んで座ることにしているが、時間が経つにつれて
日差しを浴びることになる。そんな時は、また木陰探しだ。
 読むのに疲れて、うたた寝をするのもいい。ふとした瞬間に今までの自分の人生や今後の身の振り方まで電光石火のごとく頭をよぎる。

■「60歳からしておきたいこと」(坂東眞理子著、世界文化社、2014年)を読む。
「身の回りのモノを半分に減らすことを目標とし、人間関係を整理して、生活を簡素化して行くことから始めたい。」
「事業を始めるということは生易しいものではありません。〜それは登山と同じ様なものです。先の見通しもきかず、背負っている荷物は重いけど、〜」
「週に2〜3日でも定期的に働く人は健康的で、医療費が少ないというデータもある」
「自分のブログを開設することも有意義な趣味だと思います。」
「男性も自ら進んで家事をこなせるようにならなければなりません」
「趣味は、忙しい時間をやりくりするから面白いのです。」
「そうした書物によって別の人生を生き、別の価値観から学んだことが、自分の感性や価値観に影響を及ぼしています。」
「一律にこれがいいという食養生や長寿法というのはないということでしょう。でも昔からの知恵は、偏らず、いろいろなものをバランスよく食べるのがいいと教えています。」
「肉も、野菜も、穀物もほどほどにバランスよく食べ、しっかり運動して、ほどほど休養する。」
「肥満の人は自己管理能力がないから管理職失格」
「ガン予防にも、認知症の予防にもいろいろな対策のなかで、運動だけが科学的に効果が証明されている。」
「健康維持の増進に必ず効くサプリメントはほとんどありません。」
「いちばん必要ないと思うのはマイカーです」
「質素で健康的な暮らしは人生を豊かにするだけでなく、実は最大のファイナンシャル計画になるのです。」