トラブル続出

■トラブル続出

 三回目のワクチン接種の影響が出始めたのは、日付が変わるころであった。このころは、何となく痛痒いていどであった。

 朝、目が覚めると明らかに腕の痛みを感じる。体もなんとなくだるい。一ヵ所でもこういう状態だと集中力が弱くなるようだ。

 朝は、いつもの通りセカンドオフィスに向かう。今日は1日でやることがたくさんある。先ずは、チャージである。最近、車生活の比重が増えておりかつてほど行かないので、一万円札を出して5千円チャージした。レシートはくれたが、お釣りをくれない。どうしようか、このままとぼけて座ろうかとも思ったが、動かなかった。しかし、まだ気が付かない。そこで、お釣りを要求して入手した。

 大分前のことであるが、小杉の方にあるラーメン屋さんでラーメンとギョウザを注文したが、ギョウザが来なかったので、そのまま帰ると、伝票にはギョウザが書いて在るので、ギョウザの代金も取られた。そんなもん、皿がないので来てないのは分かろうと思ったが、縁を切るつもりでそのまま店を出た。

 まもなく、常連さんが1名来店される。川柳の話で盛り上がった。

 1日の行事の2番目は通帳の記帳と生活費の補充である。記帳したところ、残高が乏しかったので、別の銀行から引き出そうと向かった。キャッシュカードを入れて出金しようとしたが、カードが戻ってくる。何回やっても同じであった。この時、預金封鎖ではないかと頭を過ぎったね。店内に入り係の人に事情を話すと、ICの故障だという。そこで、再発行の手続きを延々とやる羽目になった。電子機器は必ず壊れるのである。

 引き出しはそんなにないが、SUICAとしても使っているので、自分の生活に影響が出ることになる。お金は引き出せたので、生活費を管理している銀行へ入金することになる。しかし、1枚入らない。5~6回もお札を取っては皺を伸ばしたり、反対にしたりしてやっと入金できた。

 小銭問題があちこちで散見されるが、自分も500円玉貯金をしているので、困っていた。まあ、無料の範囲内で繰り返し入金すればいいかなと考えていた。貯金の楽しみは、いっぱいになったら、どれくらいあるかを想像するのが楽しいのである。楽しみを奪われた。ところが、ATMでは先回りされていた。

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 途中、ダンボール迷路の場所を通るが、解体中であった。もっと、スマートに出来ないもんかね。

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 なんか、疲れるね。ここまで、ワクチンの後遺症と足のしもやけと精神的なダメージが重なり足取りは遅くなる。

 帰宅後は、昼を過ぎていたので、いつもなら調理にかかるのであるが、今日はダウンである。元気がでるまでなごなる。1時間以上もなごなっていたら、昼食位作れるようになった。考えていた今日のメニューは、ペペロンチーノと野菜ギョウザスープであったが、面倒になり一番簡単なケチャップ和えにした。

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 まあ、喫茶店で外食したと思えば、耐えられない事ではない。

 食後もなご成る。雨も降っていたが、大した雨ではない。少し時間は遅かったが、口直しに喫茶店へ行くことにした。ケーキセットを頼む。自分はケーキセットというだけで、店側で適当にチョイスしてくれる。今回も新製品ということであった。

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 美味しく頂いて、さあ帰ろうとポケットを探ったら財布がない。落としたか?

 トイレなど通った場所を確認したが無かった。考えられることは、自宅であるやはり集中力が無くなっており何気なく行動するようになったようだ。

 店側は、付けときますと言ってくれたが、家の通帳から払った。

 今日はこういう状態だから歩数も少ないなあ。1万6千歩しかなっていない。これから外を歩こうかなどと考えているが、・・・・・。

 ここまで、トラブルが重なったのは珍しい。

■「老活のすすめ」(坂東眞理子著、飛鳥新社、2020年)を読む。(その1)

「60代になると人生は下り坂~」

「60歳までに亡くなるリスクを超えてきた人の平均余命は男性23.84年~」

「年を重ねると自分の人生を肯定し、自分の日々の暮らしに満足する人が多くなっていくのです。」

「~自分が好きなこと、興味のあるもの、自分のものになりそうなもの~」

「~男の人は組織に頼らずに生きる準備をしなければなりません。」

「今や60代は働くのがあたりまえになっています。」

「親友や旧い友人だけとつきあっていると世界が縮んでいきます。」

「~お金や地位ではない目標を持って上機嫌に日常を送ること~」

「心理学によれば、人間が幸せを感じる最大の秘訣は、人から感謝されること~」

「~自分で自分の人生を肯定して穏やかに老いと死を受け入れることがいちばんの幸せだと思います。」

「75歳から就活を始める~」

「70歳で故郷の立山に登りました。」

「60歳や70歳で終活を考えるのは早過ぎます。」

「本気で趣味に没入するなら。「林住期」はプロとして通用する水準を目指すべきです。」

「~趣味は自分が水準以上の腕前でなければ楽しくないし、長続きしません。」

「~多くの本を読み、いろんな考え方があることを知っていると騙されません。」

「自分のブログを開設することも有意義な趣味だと思います。」