めまい嘔吐頭痛

■めまい嘔吐頭痛
◎朝起きて地球が回るへたり込む    禅智
やはり昨日の無感動はサインであった。22時前に眠りに付き5時半に目が覚める。やおら起き上がろうとするが、左肩が50肩で効かず右腕を梃子にして起き上がる。なんだか、ふらついている。めまいである。天井がグルグルと廻っている。これは、まずいと蒲団の上にへたり込む。しばらくして朝食をやっと採る。今後は、嘔吐である。トイレで5分ほどゲーゲーとやり、家族の顰蹙を買う。今日は、休まなければならないと思いつつ、しばらく目をつむり、休めないことが分かりゆっくりと起き上がる。めまいは治っておらず、おまけに頭痛がしてきた。三重苦である。鎮痛剤と胃腸薬をチャンポンして出勤である。こんな状態では、登山なんかできないなあ。
帰宅後、夕飯を食べた後ふらつく、朝と同じだ。明日はどっちだ!

■「定年待合室」(江波戸哲夫著、潮出版社、2012年)を読む。
「何もしなくてもいい、それが辛かったら辞めていい、いや本当は辞めて欲しいのだ」
「もう定年までの残り二年、消化試合のような仕事をやっているだけだった。」
「食事はたいてい一日二食、一食のこともある。」
「一回り贅肉が増えてYシャツのボタンがはじけそうに見える。」
「指を伸ばしてもボタンの3センチ前で震えだしてその先に進まない。疲れすぎているのだと自己診断して〜」
「浮世にいながら浮世との縁を断ってしまったのだ。そのほうが精神衛生上にいい。」
「電源が切れたかのように森の言葉が途切れがちになり、目の光がすーっと消えた。」
「五十代後半の男を、誰が雇うもんですか」
「アラカン
「膨大な名刺群は、〜仕事の軌跡を映し出している」